【2026年最新】湾曲ゲーミングモニターおすすめ9選|1万円以上6万円台の曲面VAモデルを23.8〜34インチで徹底比較
結論:今買うべきベスト3
レビュー45件は今回の9台で最多で、31.5インチという大きさに対して価格が3万円を切ります。決め手は端子の扱いで、公式仕様にDisplayPort 1.4とHDMI 2.0のどちらでも165Hzと明記されていました。今回は接続端子で公称Hzが落ちる機種が半数を超えており、端子を選ばず最大値が出る機種は多くありません。曲率1500Rは今回の中間で、初めての湾曲でも違和感が出にくい範囲です。VESAは100×100mm。注意点は、応答速度の公称が1ms(MPRT)でGTG値の記載がないことと、スピーカーが非搭載であることの2つです。
評価4.70/40件は、レビュー数で今回2番目の水準です。9台のうちPixio以外で二桁のレビューが付いている唯一の機種で、選択肢がブランドに偏りやすいこの価格帯では貴重な1台になります。曲率3000Rは今回で最もゆるく、平面から乗り換えたときの違和感がいちばん小さい構成です。165Hzが出るのはDisplayPort接続時で、HDMIでは144Hzになる点は把握しておいてください。応答速度・HDR・スピーカー・VESA対応は、メーカー公式にも商品ページにも記載がなく確認できませんでした。
¥16,980は今回の最安で、評価4.87は9台で最も高い数字です。DisplayPortでもHDMIでも200Hzと公式に明記されており、端子で公称値が落ちない点はベスト1と共通しています。Fast VAパネルと1ms(GTG)の組み合わせで、価格のわりに動きの表示へ振った構成です。ホワイト・パステルブルー・パステルピンクを含む4色展開で、机の色に合わせやすいのも実用的。画面サイズ23.8インチは今回で最小です。なお販売ページの商品名にある「23.6インチ」は、メーカー公式仕様では23.8インチでした。
価格 × GAPLESS スコアの分布図
横軸が価格、縦軸が当サイト独自のGAPLESSスコアです。①がPixio PXC325(¥29,980)、②がVETESA HPC27(¥24,900)、③がPixio PXC248 Wave(¥16,980)で、右に行くほど高価になります。今回の9台は価格が¥16,980〜¥66,980と約3.9倍の幅があるのに対し、縦方向の散らばりはごく小さく収まりました。つまり、高いものほどスコアが上がるという分布にはなっていません。理由は構成にあります。3万円台までのモデルはフルHDで枚数を稼ぐ設計、6万円台のPXC348C NEOとPHILIPS Evniaは解像度3440×1440で情報量に振った設計で、評価軸そのものが価格帯で入れ替わっているためです。図から読み取れるのは順位ではなく「予算を上げても同じ土俵で良くなるわけではない」ことで、実際の選び分けは次のセクションで扱う曲率・接続端子・解像度に移ります。
湾曲モニターを選ぶ5つの視点
曲率(R値)は数字が小さいほど強く曲がる
今回いちばん効いた判断材料です。公式仕様の曲率は1000R(PXC348C NEO)、1500R(PXC325・PXC248 Wave・PHILIPS Evnia・Acer Nitro)、1650R(PXC279 Wave・PXC278 Wave)、3000R(VETESA HPC27)の4種類に割れました。R値は円弧の半径をミリで表したもので、1000Rは半径1mの円に沿う曲がり、3000Rは半径3mでほぼ平面に近い曲がりです。ゲームへの没入を優先するなら1000〜1500R、平面からの乗り換えで違和感を減らしたいなら1650〜3000Rが目安になります。なおWIS ASG27CMYは商品ページにR値の記載がなく、確認できませんでした。
商品名のHzは、DisplayPort接続時の値であることが多い
9台のうち6台は接続端子で公称リフレッシュレートが変わります。PXC348C NEOはDisplayPortとUSB-Cで180Hz、HDMIでは100Hz。PHILIPS Evniaも同じくDP180Hz/HDMI100Hzです。PXC279 WaveはDP300Hz/HDMI240Hz、PXC278 WaveとVETESAはHDMIで144Hz、WIS ASG27CMYはHDMIで120Hzまで下がります。端子を選ばず公称値が出るのはPXC325(165Hz)とPXC248 Wave(200Hz)の2台だけでした。ノートPCやゲーム機の都合でHDMIしか使えない場合は、この差がそのまま体感に出ます。
応答速度は測定条件まで見ないと比較できない
今回の公称値は1msが多数ですが、条件が3種類に分かれていました。1ms(GTG)が5台(PXC248 Wave・PXC348C NEO・PXC279 Wave・PXC278 Wave・PHILIPS Evnia)、1ms(MPRT)がPXC325、1ms(VRB)がAcer Nitroです。GTGは中間調から中間調への切り替え時間、MPRTとVRBは黒挿入などで残像を減らす機能を動かしたときの見かけの値で、測り方が違います。VETESAは公称そのものがなく、WIS ASG27CMYは12ms(オーバードライブONで最大1ms相当)でした。数字だけを並べても比較にならない項目です。
USB-C1本でつなげるのは9台中1台だけ
デスクをケーブルで散らかしたくない場合、映像と給電を1本でまかなえるUSB-Cの有無が効いてきます。今回USB Type-C入力を公式に持つのはPixio PXC348C NEOのみで、180Hzの映像と65Wの給電に対応します。残る8台の映像入力はHDMIとDisplayPortだけで、ノートPCの電源アダプタは机に残ります。なおPXC279 WaveとPXC278 Waveは販売ページに「USB×1」の記載がありますが、メーカー公式の端子表には載っておらず、給電に使えるかどうかは確認できませんでした。
保証年数とスピーカーの有無は、価格に比例しない
可動部の少ないモニターでは、保証が実質的な安心材料になります。公式で確認できた範囲ではPixioの5台がいずれも2年、Acer Nitroが3年(パネル・バックライトは1年)、WIS ASG27CMYも3年(同じくパネルは1年)で、いちばん安い部類のWISが年数では上位でした。VETESAは保証期間の記載が見当たりません。スピーカーも価格順にはならず、最安のPXC248 Waveは3W×2を内蔵する一方、3万円のPXC325は非搭載です。PHILIPS Evniaもヘッドホン端子のみで内蔵スピーカーの記載はありません。
全9台 スペック比較表
| 順位 | モデル | サイズ | 解像度 | 最大リフレッシュ | パネル | 曲率 | 応答速度 | 評価 | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | Pixio PXC325 | 31.5型 | 1920×1080 | 165Hz(DP/HDMI共) | VA | 1500R | 1ms(MPRT) | 4.56(45件) | ¥29,980 |
| 2位 | VETESA HPC27 | 27型 | 1920×1080 | 165Hz(HDMIは144Hz) | VA | 3000R | 記載なし | 4.70(40件) | ¥24,900 |
| 3位 | Pixio PXC248 Wave | 23.8型 | 1920×1080 | 200Hz(DP/HDMI共) | Fast VA | 1500R | 1ms(GTG) | 4.87(15件) | ¥16,980 |
| 4位 | Pixio PXC348C NEO | 34型 | 3440×1440 | 180Hz(HDMIは100Hz) | Fast VA | 1000R | 1ms(GTG) | 4.70(10件) | ¥66,980 |
| 5位 | Pixio PXC279 Wave | 27型 | 1920×1080 | 300Hz(HDMIは240Hz) | Fast VA | 1650R | 1ms(GTG) | 4.86(7件) | ¥24,980 |
| 6位 | Pixio PXC278 Wave | 27型 | 2560×1440 | 180Hz(HDMIは144Hz) | Fast VA | 1650R | 1ms(GTG) | 5.00(4件) | ¥26,980 |
| 7位 | PHILIPS Evnia 34M2C3500L | 34型 | 3440×1440 | 180Hz(HDMIは100Hz) | 高速VA | 1500R | 1ms(GTG) | 評価なし(2件) | ¥34,980 |
| 8位 | Acer Nitro XZ270X | 27型 | 1920×1080 | 240Hz | VA | 1500R | 1ms(VRB) | 評価なし(2件) | ¥21,500 |
| 9位 | WIS ASG27CMY | 27型 | 1920×1080 | 165Hz(HDMIは120Hz) | VA | 記載なし | 12ms(OD時1ms相当) | 評価なし(1件) | ¥21,980 |
- 順位
- Yahoo!ショッピングのレビュー実績(件数と評価)を土台に、メーカー公式で確認できた曲率・接続端子ごとのリフレッシュレート・応答速度の測定条件を踏まえて編集部で並べたものです。レビューが1〜2件の4台(PHILIPS Evnia・Acer Nitro・WIS)を下位に置いたのは、購入者の評価が積み上がっておらず本記事の比較軸で裏取りが十分にできなかったためで、製品の品質が劣るという意味ではありません。
- 仕様
- Pixio日本公式(pixiogaming.jp)、PHILIPS日本公式、VETESA公式ストアの仕様表に基づく値で、編集部の実測値ではありません。Acer NitroとWIS ASG27CMYはメーカー公式の仕様ページに到達できなかったため、販売ページの仕様表を根拠にしています。記載が見当たらない項目は空欄で埋めず「記載なし」と書いています。
- リフレッシュレート
- カッコ内は接続端子による差です。9台中6台はDisplayPort接続時のみ公称の最大値が出て、HDMI接続では100〜240Hzに下がります。Acer Nitroは端子ごとの差が販売ページに記載されていません。
- 応答速度
- GTG・MPRT・VRBは測定条件が異なるため、数字だけの横比較はできません。PHILIPS Evniaの商品名にある0.5msはMBR(残像低減機能)動作時の値で、公式のGTG値は1msです。
- レビュー数
- 掲載時点のYahoo!ショッピング該当ページの集計です。評価が0.00の商品は「評価なし」と表記しています。楽天市場など他モールのレビューは合算していません。
- 価格
- 掲載時点の税込価格で、変動します。ベスト3カードには楽天市場の同型番ページの価格も併記し、価格差がある場合は安い側に「★最安」を付けています(2026年10月6日確認時点では3台とも同額。期間限定のセール価格ではなく通常価格を載せています)。
こんな人には、この1台
HDMIでもDisplayPortでも165Hz出したい
端子を選ばず公称値が出る2台のうちの1台で、31.5インチと今回2番目の大きさ。レビュー45件は9台で最多です。VESAは100×100mm。スピーカーは非搭載です。
曲がり方をできるだけ穏やかにしたい
曲率3000Rは今回で最もゆるく、平面からの乗り換えで違和感が出にくい構成です。評価4.70/40件でPixio以外では唯一の二桁レビュー。応答速度と保証は公称がありません。
2万円以下で、色も机に合わせたい
¥16,980は今回の最安で評価4.87は最高。端子を問わず200Hzが出て、3W×2のスピーカーも内蔵します。ホワイトとパステル2色を含む4色展開。画面は23.8インチと最小です。
USB-C1本でノートPCと繋ぎたい
9台で唯一のUSB Type-C入力(180Hz・65W給電)を持ち、解像度も3440×1440と最大級。曲率1000Rは今回で最も強く曲がります。高さ調節0〜110mmとスイベルにも対応。価格は今回の最高です。
とにかく高いリフレッシュレートがほしい
DisplayPort接続で300Hzは今回の最高値で、HDMIでも240Hz出ます。フルHD・27インチ・1650Rの構成で¥24,980。評価4.86と高水準ですがレビューは7件です。
27インチで文字も見やすくしたい
27インチで2560×1440は、今回のフルHD27インチ勢より文字と作業領域に余裕があります。180Hz・1ms(GTG)・1650Rで¥26,980。レビューは4件と少なめですが評価は5.00です。
色の再現性まで見て34インチを選びたい
DCI-P3 94%・Adobe RGB 90%・Delta E<2と色域の公称が今回で最も詳しく、HDR10にも対応します。3440×1440の34インチが¥34,980。電源内蔵でACアダプタが不要です。
240Hzを2万円台前半で、保証も長めに
240Hz・1500Rで¥21,500、保証は3年(パネル・バックライトは1年)と今回では長い部類です。2W×2のスピーカーも内蔵。応答速度の1msはVRB動作時の値です。
ケーブル同梱で、届いてすぐ使いたい
DisplayPortとHDMIのケーブルが1.5mずつ同梱され、保証も3年(パネルは1年)。¥21,980でVESA 75×75mm対応です。曲率の記載がなく、応答速度の公称は12msである点は把握しておいてください。
ここまでが全9台の位置づけです。次のセクションでは、1台ずつ公式仕様と販売ページの記載を突き合わせながら、良い点と気になる点を個別に見ていきます。
全9台 個別レビュー
Pixio PXC325(31.5インチ FHD 165Hz 1500R)
ベスト3カードのとおり、端子を選ばず165Hzが出る点が最大の強みです。メーカー公式の仕様表は31.5インチと記載されており、販売ページの「32型」は同じ製品を丸めた表記です。入力はDisplayPort 1.4が2系統とHDMI 2.0が2系統の計4系統で、今回の9台では最も多い構成でした。PCとゲーム機を複数つないだままにしたい場合に効いてきます。FreeSync PremiumとG-Sync Compatibleの両対応、VESAは100×100mm、保証はPixio共通の2年です。パネルはVA(Fast VA表記なし)で、色域はsRGB 132.38%と公式ストアに記載があります。
良い点
- DisplayPort・HDMIのどちらでも165Hz(今回で端子差がない2台のうちの1台)
- 映像入力4系統は9台で最多、VESAも100×100mmと標準的
- レビュー45件は今回で最多、評価4.56と実績が積み上がっている
気になる点
- 応答速度の公称は1ms(MPRT)で、GTG値の記載がない
- スピーカー非搭載(公式仕様表のスピーカー欄は「×」)
- スタンドはチルトのみで、高さ調整・スイベルの記載がない
こんな人におすすめ
HDMI接続しか使えない機器がある方や、複数の機器をつなぎ替えずに使いたい方。31.5インチの大画面を3万円以内で導入したい方にも向きます。
VETESA HPC27(27インチ FHD 165Hz 3000R)
ベスト3カードのとおり、曲率3000Rという今回で最もゆるい曲がり方が特徴です。メーカー公式の商品ページで確認できたのは、VAパネル・8bitカラー・視野角178°/178°・最大輝度220±20cd/m²・入力はDisplayPort 1.2×1とHDMI 1.4a×2という構成でした。推奨解像度の欄に「1920×1080(DP:165Hz、HDMI:144Hz)」と明記されており、商品名の165HzはDisplayPort接続時の値です。本体サイズは幅約61.8×奥行約7×高さ約36.8cm、チルトは上20°・下5°。一方で応答速度・HDR・スピーカー・VESA対応・保証期間は、メーカー公式にも販売ページにも記載が見当たりませんでした。
良い点
- 曲率3000Rは今回で最もゆるく、平面からの移行で違和感が小さい
- 評価4.70/40件はPixio以外で唯一の二桁レビュー
- 入力3系統(DP×1・HDMI×2)で、奥行約7cmと薄い
気になる点
- 165HzはDisplayPort接続時のみで、HDMIでは144Hz
- 応答速度の公称値が公式にも販売ページにもない
- VESA対応・スピーカー・保証期間も記載が見当たらない
こんな人におすすめ
湾曲モニターは気になるが強い曲がりに不安がある方。DisplayPortで接続する前提で、2万円台半ばに抑えたい方にも向きます。
Pixio PXC248 Wave(23.8インチ FHD 200Hz 1500R)
ベスト3カードのとおり、今回の最安かつ最高評価という組み合わせです。メーカー公式の仕様は23.8インチで、販売ページの商品名にある「23.6インチ」とは食い違います。記事の表では公式の23.8インチを採りました。入力はDisplayPort 1.4×1とHDMI 2.0×1で、どちらも200Hz対応。パネルはFast VAで応答速度1ms(GTG)、曲率1500R、3W×2のスピーカーを内蔵します。VESAは75×75mmですが、付属の変換アダプターで100×100mmにも対応。ブラック・ホワイト・パステルブルー・パステルピンクの4色展開で、同色のモニターアームも用意されています。保証は2年です。
良い点
- ¥16,980は今回の最安、評価4.87は9台で最高
- DisplayPort・HDMIのどちらでも200Hz、1ms(GTG)
- 3W×2のスピーカー内蔵、4色展開で机の色に合わせやすい
気になる点
- 23.8インチは今回で最も小さい画面サイズ
- 映像入力はDP×1・HDMI×1の2系統のみ
- 販売ページの商品名が「23.6インチ」と公式仕様と食い違う
こんな人におすすめ
2万円以下で湾曲モニターを試したい方。白やパステルカラーで机の色を揃えたい方、スピーカーを別に置きたくない方にも向きます。
Pixio PXC348C NEO(34インチ UWQHD 180Hz 1000R)
今回で唯一USB Type-C入力を持つ機種です。公式仕様では映像180Hzと65Wの給電に対応し、ノートPCを1本のケーブルでつなげます。解像度は3440×1440、曲率1000Rは今回で最も強い曲がり。パネルはFast VAで応答速度1ms(GTG)、輝度400nits、コントラスト比3,000:1、色域sRGB 115.59%。スタンドは高さ調節0〜110mm、チルト前5°後20°、スイベル左右各20°、ピボット±5°と、今回では最も自由度が高い構成です。3W×2のスピーカーを内蔵し、VESAは75×75mm、保証2年。なおHDMI接続時は100Hzに落ちる点は把握しておいてください。
良い点
- 9台で唯一のUSB Type-C入力(180Hz映像+65W給電)
- 高さ調節・チルト・スイベル・ピボットに対応するスタンド
- 3440×1440・1000Rで、横方向の情報量と没入感が今回で最大級
気になる点
- HDMI 2.0接続では100Hzまで落ちる
- ¥66,980は今回の最高価格
- VESAは75×75mmで、100×100mm前提のアームには変換が必要
こんな人におすすめ
ノートPCをUSB-C1本でつなぎ、電源アダプタを机から減らしたい方。横に広い作業領域と強い没入感を両立させたい方にも向きます。
Pixio PXC279 Wave(27インチ FHD 300Hz 1650R)
公称300Hzは今回の最高値です。公式仕様ではDisplayPort 1.4接続で300Hz、HDMI 2.0接続でも240Hzが出ます。解像度は1920×1080、パネルはFast VAで応答速度1ms(GTG)、曲率1650R、コントラスト比4,000:1、輝度350nits、色域sRGB 110.29%。3W×2のスピーカーを内蔵し、VESAは75×75mm(付属の変換アダプターで100×100mm対応)、保証2年です。スタンドはチルトのみで、高さ調整・スイベル・ピボットの記載はありません。本体重量3.9kgと軽量な部類で、モニターアームとの相性は良い構成です。
良い点
- DisplayPortで300Hzは今回の最高値、HDMIでも240Hz
- Fast VA・1ms(GTG)・コントラスト比4,000:1
- 本体3.9kgと軽量で、アーム運用がしやすい
気になる点
- 解像度は1920×1080で、27インチでは画素密度が低め
- レビュー7件と実績はまだ少ない
- スタンドはチルトのみ(高さ調整・スイベルの記載なし)
こんな人におすすめ
競技性の高いFPSなどで、フレームレートを最優先したい方。モニターアームに載せて使う前提の方にも向きます。
Pixio PXC278 Wave(27インチ WQHD 180Hz 1650R)
27インチで2560×1440という、今回のフルHD勢とは画素密度が違う1台です。同じ27インチのPXC279 Waveより解像度が高いぶん、文字やUIが小さく精細に表示されます。公式仕様ではDisplayPort 1.4で180Hz、HDMI 2.0では144Hz。パネルはFast VA、応答速度1ms(GTG)、曲率1650R、コントラスト比は5,000:1と今回で最も高い数値でした。輝度350nits、色域sRGB 108.69%、3W×2のスピーカー内蔵、VESA 75×75mm、保証2年。なお平面のFast IPSモデル「PX278 Wave」は型番が近い別製品なので、購入時は「PXC」の並びを確認してください。
良い点
- 27インチ2560×1440で、フルHDの27インチより精細
- コントラスト比5,000:1は今回で最も高い公称値
- 評価5.00(4件)と、少ないながら評価は満点
気になる点
- HDMI接続では144Hzまで落ちる
- レビュー4件と実績が少ない
- 平面モデル「PX278 Wave」と型番が紛らわしい
こんな人におすすめ
ゲームだけでなく作業にも使い、27インチで文字の見やすさを確保したい方。曲面で作業領域を広く感じたい方にも向きます。
PHILIPS Evnia 34M2C3500L/11(34インチ UWQHD 180Hz 1500R)
色に関する公称値が今回で最も詳しい1台です。PHILIPS日本公式の技術仕様では、sRGB 125%・DCI-P3 94%・Adobe RGB 90%・NTSC 105%に加えてDelta E<2(sRGB)まで記載されています。34インチ3440×1440の高速VAパネルで曲率1500R、応答速度1ms(GTG)、コントラスト比4,000:1、HDR10とAdaptive Syncに対応。電源が内蔵されているためACアダプタが机に転がりません。VESAは100×100mm。商品名にある0.5msはMBR(残像低減機能)動作時の値で、公式のGTG値は1msである点は分けて読む必要があります。180Hzが出るのはDisplayPort接続時で、HDMIでは100Hzです。
良い点
- DCI-P3 94%・Adobe RGB 90%・Delta E<2と色の公称が今回で最も詳しい
- 電源内蔵でACアダプタが不要、VESAは100×100mm
- HDR10・Adaptive Sync対応、MultiView(PIP/PBP)も搭載
気になる点
- 180HzはDisplayPort接続時のみで、HDMIでは100Hz
- 内蔵スピーカーの記載がなく、音声出力はヘッドホン端子のみ
- Yahoo!側のレビューは2件で、購入者評価がまだ積み上がっていない
こんな人におすすめ
ゲームに加えて写真や動画の色を扱う方。34インチの作業領域と、公称値で色を確認できる安心感を両立したい方に向きます。
Acer Nitro XZ270Xbmiiphx(27インチ FHD 240Hz 1500R)
240Hzを2万円台前半で確保できる1台です。販売ページの仕様表では27型・1920×1080・VAパネル・非光沢・曲率1500Rで、入力はHDMI 2.0×2とDisplayPort v1.2×1。2W+2Wのステレオスピーカーを内蔵します。保証は3年(パネル・バックライトユニットは1年)と、今回では長い部類でした。応答速度の1msはVRB(Visual Response Boost)動作時の値で、GTG値の記載はありません。なお今回の調査ではAcerの公式製品ページに本環境から接続できず、仕様は同一型番・同一JANの販売ページ2件の記載が一致することを確認して採用しています。
良い点
- 240Hzで¥21,500と、今回の高リフレッシュ勢では安い部類
- 保証3年(パネル・バックライトは1年)は今回で最長クラス
- 2W+2Wのステレオスピーカー内蔵、入力3系統
気になる点
- 応答速度1msはVRB動作時の値で、GTG値の記載がない
- VESA対応・HDR・FreeSync対応の記載が確認できなかった
- Yahoo!側のレビューは2件で実績が少ない
こんな人におすすめ
240Hzクラスをできるだけ安く導入したい方。保証年数を重視する方や、スピーカーを別途用意したくない方にも向きます。
WIS ASG27CMY(27インチ FHD 165Hz 曲面)
DisplayPortとHDMIのケーブルが1.5mずつ同梱され、届いてすぐ使える構成です。販売ページの仕様表では27V型・1920×1080・VAパネル・ノングレア・コントラスト比4,000:1・視野角178°×178°、VESAは75×75mm、保証は3年(パネル・バックライトは1年)。垂直走査周波数は「DisplayPort 48〜165/HDMI 48〜120」と記載され、165Hzが出るのはDisplayPort接続時です。応答速度は12msでオーバードライブON時に最大1ms相当とされています。商品名には144Hzと165Hzが併記されていますが、仕様表に144Hzの記載はなく、条件は確認できませんでした。曲率のR値の記載もありません。
良い点
- DisplayPortとHDMIのケーブルが1.5mずつ同梱される
- 保証3年(パネル・バックライトは1年)で、VESA 75×75mm対応
- AMD FreeSync・フリッカーフリー・ブルーライトカットに対応
気になる点
- 応答速度の公称は12ms(オーバードライブONで最大1ms相当)
- 曲率のR値が記載されておらず、曲がりの強さを比較できない
- 商品名の「144Hz」は仕様表に該当する記載がなく条件が不明
こんな人におすすめ
ケーブルを別に買い足さず、届いた日から使い始めたい方。曲面の見え方より、保証年数と初期費用の安さを優先する方に向きます。
よくある質問
曲率の1000Rと3000Rは、何がどう違うのですか?
HDMIでつなぐ予定ですが、商品名どおりのHzは出ますか?
応答速度1msと書いてあれば、どれも同じ性能ですか?
USB-C1本でノートPCとつなげる機種はありますか?
曲面モニターにモニターアームは使えますか?
1万円以上6万円台の湾曲ゲーミングモニターは、「曲面かどうか」だけでは選び分けられませんでした。曲率は1000Rから3000Rまで3倍の幅があり、同じ「湾曲」でも見え方は別物です。加えて、商品名に出ている最大Hzは9台中6台でDisplayPort接続時の値でした。
選ぶ順序としては、まず使う端子を確定してその条件で出るHzを見て、次に曲率の強さを決め、最後に解像度とスピーカー・保証で絞るのが迷いにくい流れです。平面モデルも含めて比べたい場合はWQHDゲーミングモニター27インチの記事、横に広い作業領域が主目的なら34インチUWQHDの記事、4Kまで視野に入れるなら4Kゲーミングモニター27インチの記事もあわせてご覧ください。アームに載せる前提で選ぶならエルゴトロン モニターアームの記事が参考になります。