オカムラ オフィスチェアおすすめ7選|2万円台〜13万円台のCG-M・シルフィー・フルーエント・ノームを徹底比較
結論:今買うべきベスト3
7脚のなかでレビューが21件と最も多く、価格も4万円台前半に収まるモデルです。オカムラ公式はCG-Mを「コンパクトメッシュシーティング」と位置づけ、座面下のメカ部を小さくすることで座面の高さを最低385mmまで下げられると明記しています。上下のストロークは92mm。実際に販売ページのレビューでも「高さが低く調節できるので、154cmの私にはちょうどよい」という声が付いています。背もたれは前傾せず背ロッキング10°のみで、機能は最小限です。楽天とYahoo!では同じ販売店(オフィスコム)が同額で出品しています。
7脚で最も評価が高いモデルです。シルフィーはオカムラ公式の分類で「オールラウンドモデル」に置かれ、機能名も前傾機能付の背座シンクロリクライニング。公式仕様ではリクライニング角度が前傾10°・後傾23°で、前傾を使うと公式取扱説明書のいう33°の範囲が使えます。これがCG-Mやフルーエントには無い部分です。本機は肘なしのローバックという最小構成のため、シルフィーの中では価格が抑えられています。販売ページのレビューでも「こちらを選んだ決め手は前傾機能があること」「前傾機能があることで、鼠径部の負担は軽くなりました」と、前傾を目的に選んだ声が並びます。
7脚で唯一の2万円台で、オカムラを試す入口になるモデルです。ノームはCG-Mと同じ「コンパクトモデル」群の1脚。販売ページの商品情報はメーカーをオカムラ、品番を8CB5KC-FKW3とし、「小柄な方もしっかり座れる座高380mm〜のコンパクトチェア」「脚幅560mmでせまい机にも収まりやすい」と説明しています。レビューには「座高が高く膝と腰を痛めがちだったのですが、座高の低さ重視でこちらに変えてからは痛みが出にくくなりました」という具体的な声もありました。組み立ては自分で行う前提で、レンチは付属します。調整機構は上位機ほど多くありません。
価格 × ユーザー評価の分布
横軸が価格、縦軸が販売ページのユーザー評価です。同じオカムラの中だけで2万円台から13万円台まで開きがある一方、評価は7脚すべてが4.14〜5.00に収まっており、価格が上がるほど評価も上がるという並びにはなっていません。
① CG-M CG11WR は価格が4万円台前半で評価4.43。数字だけ見れば中位ですが、レビュー21件は7脚で唯一の二桁で、母数が最も厚いモデルです。② シルフィー C631XW は中央付近で評価4.85(13件)。③ ノーム は最も左の2万円台にいて評価5.00(5件)です。右側の ④ シルフィー C685ZW(4.75・12件)と ⑤ シルフィー C68AZR(4.75・8件)は、価格が倍以上でも評価は ② を上回っていません。
レビュー件数が5〜8件の商品は数字が動きやすいため、評価の小数点以下を比べる意味は小さいと考えています。むしろ ⑥ CG-M CG91YR が7脚で唯一4.2を下回っている点のほうが目に留まりますが、こちらもレビュー7件で、内容を読むと「座面が思っていたよりも硬かった」といった座り心地の好みに関する指摘が中心でした。次のセクションの選び方で、機構の違いから絞り込むほうが確実に決まります。
失敗しない選び方 5つの視点
同じオカムラでも、リクライニングの仕組みが3つに分かれる
公式の機能名で見ると、シルフィーは「前傾機能付 背座シンクロリクライニング」で角度は前傾10°・後傾23°。フルーエントは「アンクルチルトリクライニング」で、くるぶしを中心に背もたれと連動して座面もスライドし、角度は20°、任意の位置に固定できます。CG-Mは「背ロッキング」で10°、背もたれの回転ポイントを前方に設定してロッキング時のズレを抑える設計です。名前が似ていても動き方が違うので、まずここで3つに分けると候補が絞れます。
「前傾機能付き」は、ダイヤルを切り替えないと前に傾かない
シルフィーの公式取扱説明書によると、座面左下のダイヤルがAのときは前傾ポジションから後傾ポジションまで動き、Bのときは直立から後傾までしか動きません。つまり前傾機能付きのモデルを買っても、ダイヤルがBのままだと前には傾きません。切り替えは「背に寄り掛かり、後方にリクライニングした状態で」行うと説明されています。届いてすぐ「前傾しない」と感じたときは、まずこのダイヤルの位置を確認してみてください。
ハイバックでも、ヘッドレストとランバーサポートは標準では付かない
シルフィーのハイバック C685ZW は、公式仕様表でヘッドレストが「なし」、ランバーサポートも「なし」です。ランバーサポートは上下60mm(10mmピッチ・7段階)調整できますがオプション扱いで、しかも背メッシュタイプのみ取付可能。後付けする場合は公式に「別途取付費用を申し受けます」と記載があります。頭まで預けたい場合は、オプションのヘッドレスト(高さ100mm・角度35°調節)を足すか、標準でヘッドレストが付くエクストラハイバック(C68AZR)を選ぶことになります。背が高いほど装備も増える、とは限りません。
座面の下限は、上位機より下位機のほうが低いことがある
シルフィーの座面高は公式で420〜520mm。背もたれのタイプが違っても、ローバック・ハイバック・エクストラハイバックのいずれも420mmからで共通です。一方でCG-Mは、公式が「座面下のメカ部を小さくすることで、座面の高さを最低385mmまで下げられます」と明記し、上下ストロークは92mm。ノームの販売ページも「座高380mm〜」と説明しています。足が床に届くかどうかで選ぶなら、価格の高い順に見ていくと合わない可能性があります。小柄な方向けのオフィスチェアの記事も、この観点で書いています。
「構造体8年保証」の8年は、椅子全体にかかる年数ではない
オカムラ公式FAQは、オフィスシーティングの保証を「外装・表面仕上げ1年/機構部・可動部2年/構造体3年又は8年」と区分しています。8年が適用されるのは2021年1月5日以降に購入した対象製品で、今回の7脚のうち対象リストに挙がっているのはシルフィーだけです。ただし肘・ロッキング機構・ガススプリングの故障は機構部・可動部=2年の側で、キャスターや肘パッドなどの消耗品は保証の適用範囲に含まれません。また保証は「1日8時間程度」の使用を想定した年数とされ、中古品・個人売買品は対象外です。年数だけを比べると実態を読み違えます。
スペック比較表
| 順位 | モデル | 価格 | 評価 | 公式のモデル区分 | リクライニング機構 | 前傾機能 | 座面高さ | 全高(H) | アームレスト | ヘッドレスト |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | オカムラ CG-M CG11WR | ¥43,230 | 4.43 | コンパクトモデル | 背ロッキング 後傾10°/固定なし | なし | 385〜477mm | 824〜916mm | 肘なし | なし |
| 2位 | オカムラ シルフィー C631XW | ¥85,800 | 4.85 | オールラウンドモデル | 背座シンクロ 前傾10°/後傾23°・4段階固定 | あり | 420〜520mm | 884〜984mm | 肘なし | なし |
| 3位 | オカムラ ノーム 8CB5KC-FKW3 | ¥25,000 | 5.00 | コンパクトモデル | 背ロッキング(反発力調節あり) | 記載なし | ストローク92mm(下限は販売店表記で380mm) | 記載なし | 肘なし | なし |
| 4位 | オカムラ シルフィー C685ZW | ¥117,150 | 4.75 | オールラウンドモデル | 背座シンクロ 前傾10°/後傾23°・4段階固定 | あり | 420〜520mm | 954〜1,054mm | 3Dアジャストアーム | なし |
| 5位 | オカムラ シルフィー C68AZR | ¥135,630 | 4.75 | オールラウンドモデル | 背座シンクロ 前傾10°/後傾23°・4段階固定 | あり | 420〜520mm | 1,147〜1,247mm | 3Dアジャストアーム | あり |
| 6位 | オカムラ CG-M CG91YR | ¥65,780 | 4.14 | コンパクトモデル | 背ロッキング 後傾10°/固定なし | なし | 385〜477mm | 824〜916mm | 2Dアジャストアーム | なし |
| 7位 | オカムラ フルーエント CB85WW | ¥90,310 | 4.80 | ライトタスクモデル | アンクルチルト 後傾20°/任意固定 | なし | 420〜512mm | 942〜1,034mm | 3Dアジャストアーム | なし |
順位の考え方:ベスト3は評価の高さ順ではなく、選ぶ理由が重ならないように編集部で並べています。1位はレビュー件数が7脚で唯一の二桁(21件)で価格も抑えめの CG-M CG11WR、2位は前傾機能を最小構成で使えるシルフィー C631XW、3位は2万円台の入口になるノームです。4位以降は、評価とレビュー件数を加味した並びで、シルフィーのバックタイプ違い(ハイバック→エクストラハイバック)、CG-Mの肘あり、フルーエントの順に置いています。
「公式のモデル区分」について:オカムラの製品サイトは、同社のチェアを「フルスペックモデル/オールラウンドモデル/ライトタスクモデル/コンパクトモデル」などに分類しています。本記事の7脚は、シルフィーがオールラウンドモデル、フルーエントがライトタスクモデル、CG-Mとノームがコンパクトモデルに属します(シルフィー / フルーエント の各ページ下部の分類ツリー)。価格の高低とは別の軸なので、区分と価格が逆転して見える箇所があります。
仕様の出典:リクライニング機構・角度・前傾の有無・座面高さ・全高・アームレスト・ヘッドレストは、すべてオカムラ公式の製品ページ、製品仕様データベース、および公式取扱説明書から引用しています(CG-M / シルフィー / シルフィー取扱説明書 / フルーエント / ノーム)。「記載なし」は公式仕様欄に該当項目がないことを意味し、機能の有無を断定するものではありません。
ノームの座面高だけ出典が異なる理由:オカムラ公式のノームのページは座面高の調節を「ガススプリングにより座面の高さを簡単に調節できます。(92mmストローク)」と説明していますが、下限値と上限値の実数は公表されていません。表の「380mm」は販売ページ(ぱーそなるたのめーる)の商品情報にある「小柄な方もしっかり座れる座高380mm〜のコンパクトチェア」という記述によるもので、公式値ではありません。他の6脚とは出典の性格が違う点にご注意ください。
重量を表に載せていない理由:公式で質量が確認できたのはフルーエント CB85WW の16.4kgのみでした。シルフィーは公式製品ページ・取扱説明書・環境データシートのいずれにも質量の記載がなく、7脚を同じ基準で並べられないため列ごと外しています。同様に、耐荷重・定格使用者体重を数値で公表した資料も見つかりませんでした。
価格と評価:価格・レビュー件数は各販売ページの掲載時点の値で、メーカー希望小売価格ではありません(たとえばシルフィー C685ZW の公式希望価格は税別142,000円です)。楽天とYahoo!の両方で取り扱いがある場合はベスト3カード内に併記し、同額の場合はどちらにも最安表示を付けていません。
こんな人にはこのモデル
足を床につけて座りたい/机の下にすっきり収めたい
座面高の下限が385mmと、シルフィーより35mm低い位置まで下がります。公式も幅1000mmの片袖デスクに収まるコンパクト設計と説明。肘なしなので机との干渉も起きにくい構成です。
前傾姿勢で作業する時間が長い
前傾10°が使えるシルフィーの中で、肘なし・ローバックという最小構成のモデル。前傾機能だけを目的に選ぶなら、ここが入口になります。ヘッドレストとランバーサポートは付きません。
リビングや子供部屋に置く/まず2万円台で試したい
公式が「コンパクトなインテリア・ワークチェア」と位置づけ、樹脂部や金属部を見せない張り材で仕上げたモデル。オフィス総合カタログではなくホームファニチュア総合カタログ側の製品です。
前傾も肘の調整も一台で済ませたい
シルフィーのハイバックに3Dアジャストアーム(上下100mm・前後50mm・内外20°ずつ)が付いた構成。ローバックより背が70mm高くなります。ヘッドレストは標準では付きません。
頭まで預けて休憩したい
7脚で唯一、公式仕様でヘッドレストが「あり」のモデル。全高は1,147〜1,247mmで、同じ背メッシュのハイバックより193mm高くなります。設置前に天井高ではなく、机まわりの見え方を想像しておくと安心です。
低い座面のまま、肘は付けたい
CG-Mの座面高385〜477mmはそのままに、2Dアジャストアーム(上下100mm・20mmピッチ6段階、角度60°)が付く構成。キャスターはウレタン仕様で、フローリングに直接置く場合に選ばれます。
好きな角度で背もたれを止めたい/操作を単純にしたい
アンクルチルトリクライニングは後傾20°で任意固定。レバーは4つだけで、前傾ポジションの切り替えもありません。座面の奥行きも40mm動かせます。公式で質量が分かる唯一の一台(16.4kg)。
同じメーカーの中だけでも、椅子の性格はここまで分かれていました。価格が上がるほど機能が積み上がるわけではなく、座面の下限はコンパクトモデルのほうが低く、ヘッドレストは最上位の1脚にしか付きません。次のセクションでは、7脚それぞれの中身を個別に見ていきます。
7モデルの個別レビュー
01 オカムラ CG-M CG11WR(メッシュ・ホワイトフレーム・肘なし)
オカムラが「コンパクトメッシュシーティング」と呼ぶCG-Mの、肘なし・ナイロンキャスター仕様です。公式仕様では座面高385〜477mm、上下ストローク92mm、背タイプはスタンダードバック、リクライニングは背ロッキングで後傾10°。座面下のメカ部を小さくして最低385mmまで下げられる設計が、このシリーズの中心です。座は硬さの異なる3種類のウレタンを一体成型した異硬度クッションで、前方は柔らかく後方は硬めになっています。
良い点
- 座面高の下限385mmはシルフィー(420mm)より35mm低く、足を床につけやすい
- レビュー21件は7脚で唯一の二桁で、評価の母数が最も厚い
- 楽天・Yahoo!の両方で同じ販売店が同額で扱っており、購入先を選べる
気になる点
- 前傾機能はなく、公式の「リクライニング固定」欄も「なし」で、任意の角度で止める機構を持たない
- 公式仕様欄はランバーサポート・ヘッドレストとも「なし」
- 販売ページのレビューには「硬めの座面」という指摘が複数あり、柔らかさを求める場合は好みが分かれる
こんな人におすすめ
身長が低めで足が床につきにくい方、幅1000mm前後の机に椅子をきれいに収めたい方。リクライニングを固定して使う前提がない方に向いています。
02 オカムラ シルフィー C631XW(メッシュ・ローバック・肘なし・前傾機能付)
シルフィーはオカムラ公式の分類で「オールラウンドモデル」に置かれるシリーズです。本機はその中のローバック・肘なし・樹脂脚・ナイロンキャスター仕様。公式仕様で座面高420〜520mm、全高884〜984mm、リクライニングは背座シンクロで前傾10°・後傾23°、4段階ピッチ固定です。同条件のハイバック(C635XW)は全高954〜1,054mmなので、ローバックとの差は70mm。座面高は両者とも420〜520mmで変わりません。背もたれの両サイドのレバーで背のカーブを変えるバックカーブアジャスト機構も備えます。
良い点
- 前傾10°が使える。公式取扱説明書では前傾ポジション時に33°の範囲でリクライニングできると説明されている
- 7脚で最も高い評価4.85(13件)
- 背カーブを大柄・小柄に合わせて変えられるバックカーブアジャスト機構を搭載
気になる点
- 肘なし仕様のため、アームレストが必要な場合は上位の型番を選ぶ必要がある
- ランバーサポートは標準では付かず、オプション(背メッシュタイプのみ取付可能、後付けは別途取付費用)
- 販売ページのレビューでは到着まで3〜4週間かかった例が複数あり、在庫状況によって納期が伸びる
こんな人におすすめ
前かがみで作業する時間が長く、前傾機能を第一条件に選びたい方。肘は机やリストレストで代替できる方に向いています。
03 オカムラ ノーム 8CB5KC-FKW3(肘なし・ネイビー)
オカムラ公式がノームを「コンパクトなインテリア・ワークチェア」と呼び、「リビング空間を圧迫しないコンパクト設計」「ホームで仕事や勉強する人に最適」と説明しているシリーズです。オフィス総合カタログではなくホームファニチュア総合カタログ側に載る製品で、公式も「オフィスチェアをホームで使用すると外観が大きく感じられ、使用場所も制限されるため、サイズを見直しました」と設計意図を書いています。機能は背ロッキング(座面下の調節ハンドルで反発力を調整)と、ガススプリングによる座面高調節(92mmストローク)。販売ページの商品情報はメーカーをオカムラ、品番を8CB5KC-FKW3としています。なお公式カタログに載る型番は肘無しの8CB5KA(¥31,700)と可動肘付の8CB5KB(¥36,020)で、8CB5KCとFKW系のカラー記号は公式カタログには見当たりません。公式取扱説明書は8CB5KAと8CB5KCをどちらも「肘なしチェア」として並記しています。
良い点
- 7脚で唯一の2万円台で、オカムラ製を試す入口として選びやすい
- 樹脂部や金属部を見せない張り材で背全面を覆う、リビングになじむ外観
- 販売ページの商品情報では座高380mm〜とされ、座面を低くしたい場合の候補になる
気になる点
- 公式ページに座面高の下限・上限の実数、全高、質量の記載がなく、寸法を数値で比較しづらい
- 公式が挙げる機能は「背ロッキング機構」「座上下調節」「可動肘」の3点のみで、前傾機能・座面奥行き調整・ランバーサポートは記載されていない
- 組み立ては自分で行う前提(レビューによればレンチは付属、肘を追加する場合はプラスドライバーが別途必要)
こんな人におすすめ
リビングや子供部屋など、生活空間に置く椅子を探している方。まず2万円台でオカムラの座り心地を確かめたい方に向いています。
04 オカムラ シルフィー C685ZW(メッシュ・ハイバック・アジャストアーム)
シルフィーのハイバックに3Dアジャストアームを組み合わせた構成です。公式仕様で座面高420〜520mm、背幅460mm、全高954〜1,054mm。肘は上下100mm、前後50mm、内側20°・外側20°の回転に対応します。アームレスト高さ620〜820mmという値は床からの高さで、座面高の可動100mmと肘自体のストローク100mmが合算されたものです。座の奥行きも50mm動きます。型番の「Z」はウレタンキャスターを指し、ナイロンキャスターの「X」とは脚ではなくキャスター材質が違います。
良い点
- 前傾10°と3Dアジャストアームの両方を1台で使える
- 座の奥行きを50mm調整でき、腿の長さに合わせやすい
- 販売ページのレビューに「毎日12時間以上座って4年ほど使ってもくたびれた感じはない」という長期使用の声がある
気になる点
- 公式仕様ではヘッドレストが「なし」で、頭を預けたい場合はオプション追加かエクストラハイバックの選択になる
- ランバーサポートも標準では付かず、後付けには別途取付費用がかかる
- 全高は背メッシュで954〜1,054mm、背クッションで965〜1,065mmと11mm違う。2023年版の取扱説明書は寸法表が統合されクッション側の値のみ載るため、メッシュ機を調べるときは製品ページの値を見る必要がある
こんな人におすすめ
前傾機能も肘の細かな調整も一台で完結させたい方。頭を預ける休憩姿勢は求めず、作業姿勢の作り込みを優先する方に向いています。
05 オカムラ シルフィー C68AZR(メッシュ・エクストラハイバック・アジャストアーム)
シルフィーの最上位バックタイプです。公式仕様でヘッドレストが「あり」となるのは、今回の7脚でこの1台だけ。全高は1,147〜1,247mmで、同じ背メッシュのハイバック(954mm)より193mm、ローバック(884mm)より263mm高くなります。奥行きも588〜638mmとハイバックより14mm深い一方、座面高は420〜520mmで他のバックタイプと共通です。リクライニングは前傾10°・後傾23°、4段階ピッチ固定で、シルフィーの他モデルと同じ機構です。楽天とYahoo!の両方で取り扱いがあり、掲載時点では同額でした。
良い点
- 7脚で唯一、公式仕様でヘッドレストを標準装備する
- 前傾10°を含むシルフィーの機構をそのまま備える
- 楽天とYahoo!の両方に在庫があり、購入先を選べる
気になる点
- 全高1,147〜1,247mmと大きく、机まわりでの存在感は7脚で最も大きい
- 7脚で最も高価で、価格差ほど座り心地が変わるとは限らない(レビューには「バロンと比べると全体のサイズ感は一回り小さい」という比較もある)
- 座面高の下限はハイバックやローバックと同じ420mmで、背の高さを上げても座面が下がるわけではない
こんな人におすすめ
作業の合間に頭まで預けて休憩したい方。設置スペースに高さの余裕があり、シルフィーの機構を最上位構成で使いたい方に向いています。
06 オカムラ CG-M CG91YR(メッシュ・ブラックフレーム・可動肘)
1位のCG11WRと同じCG-Mシリーズで、肘とキャスターが違う構成です。公式仕様のアームレストは「2Dアジャストアーム/可動肘」で、肘パッドは上下100mm(20mmピッチ・6段階)と角度60°(内側30°・外側30°)が動きます。上下は肘本体を持ち上げて調節する方式で、最上段まで持ち上げると一番低い位置に戻ります。座面高385〜477mm、背ロッキング後傾10°という基本仕様は1位と共通です。キャスターはウレタン仕様になります。
良い点
- 座面高385mmという低さを保ったまま、肘を追加できる
- 肘の角度が内外30°ずつ、合計60°動き、シルフィーの40°より可動域が広い
- ウレタンキャスターのため、フローリングに直接置く使い方に合う
気になる点
- 7脚で唯一、評価が4.2を下回る(4.14・7件)。レビューには「座面が思っていたよりも硬かった」という指摘がある
- 肘が付いても前傾機能やリクライニング固定は追加されない
- 1位のCG11WRとの価格差は2万円台で、肘の有無とキャスター材質の差としては小さくない
こんな人におすすめ
座面を低く保ちたいけれど肘は欲しい方、フローリングに敷物なしで置く予定の方。リクライニングの固定は使わない前提で選べる方に向いています。
07 オカムラ フルーエント CB85WW(メッシュ・ハイバック・アジャストアーム)
オカムラ公式の分類で「ライトタスクモデル」に属し、リクライニング機構が他の6脚と違います。公式仕様は「アンクルチルトリクライニング」「後傾20°」「リクライニング固定:任意固定」。くるぶしを中心に背もたれと連動して座面もスライドする独自機構で、好きな角度で止められます。前傾に関する記載は公式仕様欄にも取扱説明書にもありません。座面高420〜512mm、座面奥行き421〜461mm(前後40mm)、背幅425mm、全高942〜1,034mm、質量16.4kg。背は部位ごとにメッシュのテンションを変えた「ラウンドフィットバック」です。
良い点
- 後傾20°を任意の位置で固定でき、段階に縛られない
- 操作レバーが「リクライニング固定/解除・強弱調節・座面高さ・座奥行き」の4つだけで分かりやすい
- 公式で質量16.4kgが公表されており、7脚で唯一、重さを事前に把握できる
気になる点
- 前傾機能は非搭載。公式仕様欄のリクライニング角度は後傾20°のみで、取扱説明書にも前傾の記述がない
- ランバーサポート・ヘッドレストとも公式仕様は「なし」
- 座面高の下限420mmはCG-Mの385mmより高く、低く座りたい用途には向かない
こんな人におすすめ
背もたれを好きな角度で止めて使いたい方、操作系をできるだけ単純にしたい方。前傾姿勢は使わず、後傾側の座り心地を重視する方に向いています。
よくある質問
シルフィーとフルーエントは、何が違うのですか?
前傾機能付きを買ったのに前に傾きません。故障でしょうか?
ハイバックとローバックでは、座り心地はどのくらい変わりますか?
一番安いノームでも、オカムラらしさはありますか?
保証が8年と聞きましたが、8年間なんでも修理してもらえますか?
「オカムラの椅子」とひとまとめに語られがちですが、公式の分類を開くと、シルフィーはオールラウンドモデル、フルーエントはライトタスクモデル、CG-Mとノームはコンパクトモデルと、置かれている場所が違いました。そして違いは価格ではなく、背もたれがどう動くかに出ています。前傾10°まで倒れるのか、後傾20°を好きな位置で止められるのか、後傾10°で固定はできないのか。座面が385mmまで下がるのか、420mmからなのか。この2つを決めてから型番を見ると、7脚は自然に絞れます。デスク環境ごと見直すなら、電動昇降デスクやメッシュチェア全体の比較も合わせてご覧ください。