オーデュボンの祈り／伊坂幸太郎

若干使用感はありますが、無事に届きました。 特にパラパラとページをめくっても問題はありません。 目立つ汚れやヨレも見当たらず、良かったです。 配送手配等有難うございますました。

読み進めると止まらない。次々とパズルの欠片がつながっていって、読後感はホッとする。登場人物が少ないのも読みやすい。未来が見えるカカシ。パズルの一片ずつを推測して、つなぎ合わせることで見えてくるものだという。必殺仕事人のような「桜」の存在に何故かスッキリした。でも警官の城山は本当に怖かった。実在人物かもと思えば思うほど怖かった。物語の筋とはあまり関係ないが「人生は一度きり。一回しか生きられないんだから、全部を受け入れるしかない」という婆さんの言葉に共感した。ほかの作品を読んでみたくなった。