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おいしい酢飯づくりには欠かせません酢飯を作るとき、レシピの分量通りに酢を入れたのに、べちゃっとして美味しく作れなかったという経験がある人のお話を聞くと、多く場合、金属やプラスチック製のボールを飯台の代用にしています。 飯台の一番の役目は、余分な水分や寿司酢を吸収してくれる点です。さわら材には調湿機能があり、木質が余分な水分を吸い取り、酢加減をちょうど良い塩梅にしてくれるのです。 また、底が広く平らなので、寿司酢が満遍なくご飯全体に行き渡り、さらにうちわで仰いで余分な水分や粗熱を素早く飛ばすことができ、ベタつかず程よい歯ごたえのある、ツヤツヤの美味しい酢飯に仕上げることができます。 ご飯の粗熱を取りながらふりかけ混ぜごはんをつくることができるから、お弁当作りにも活躍します。木曽さわらの赤身を厳選し、カンナ仕上げにこだわっています長野県の木曽地方原産の木曽椹(きそさわら)の赤身の柾目材を使用しました。白杉やモミなどの白木を利用したものもありますが、やはり耐久性や耐水性を考えた場合、さわら材に勝る材質はありません。 また、さわら材でも1本の丸太の中でも白太と呼ばれる未成熟な部分と赤身と呼ばれる成熟したした部分に大別されます。白太は柔らかく、カビが生えやすく利用価値が低い部分です。この白太部分が混じった商品もたくさん出回っていますが、この商品は、赤身部分を厳選しています。 さわらの飯台が白杉やモミなどの他の材木を使った飯台より優れているのは、耐水性と耐久性です。白杉やモミは油分が少ない材木ですが、さわら材は程良い油分があり、カビや腐朽菌の発生を抑制します。狂いが少ない(乾燥による収縮が少ないので)材木なので反りや割れが起こりにくいことも耐久性の高さにつながっています。また、さわらは桧などに比べると香りが柔らかく、白米の風味を損なわない事も飯台に適している理由のひとつです。木工の表面の最終仕上げには、カンナ仕上げと紙やすりを使ったペーパー仕上げがあります。 桶づくりも機械化が進み、ペーパー仕上げされた商品が大半ですが、この商品は内側についてはカンナ仕上げにこだわっています。 カンナで仕上げることによって、木本来の性質が生かされ、耐久性や耐水性が損なわれることがありません。 多くの歴史的建造物の柱材などもすべてカンナで仕上がっているため、年百年という年月を経てもその姿を変えることなく保つことができると考えられています。また、カンナで仕上げることによって、紙やすりで仕上げるよりもご飯粒がくっつきにくくなるという効果も期待できます。質実剛健なものづくり写真左が他社製品、右が弊社の製品です。厚みの差が一目瞭然です。一般的な他社製の飯台は、厚みが10~11mmほどですが、弊社製品は厚みが15mm~16mmあります。厚みがあると木の老化時の痩せ幅を抑えることができるので、経年劣化による箍落ちもしにくくなります。華美端麗な商品を作ることより、質実剛健な道具を作ることが大切だと私たちは考えています。一見の美しさより、長く使ったときに初めて分かる丈夫さを大切にしています。お手入れ方法●最初のあく抜き おひつや飯台などの桶製品は、使い始める前にあく抜きの作業が必要です。 お買い上げ後すぐにご使用になられない場合でも、あく抜きをしてから保管して下さい。また、多少の匂いが気になってもご使用の度に徐々に木の香りは弱まっていきますので、酢を使用するなどのこれ以外のあく抜きの方法はおやめ下さい。(酢を使う方法は銅タガが錆びてしまう恐れがあります。) 1. 米の研ぎ汁を桶いっぱいに入れて下さい。(水漏れしますので必ず流し台のシンクの中で行って下さい) 2. 研ぎ汁がいっぱいになったら、そのまま2時間ほど放置して下さい。(木質が傷む為2時間以上放置しない) 3. 2時間経過したら、水洗いして日陰干しで十分乾燥させて下さい 。 ●毎回のご使用前に 木製品は必ず濡らしてからご使用下さい。飯台や桶の場合は米粒が付着しにくくなり、黒ずみの予防にもなります。まな板の場合でも、水の膜が張り、食品の色うつりや黒ずみの予防になります。 ●使用後のお手入れ [水洗い] たわしでゴシゴシと擦り洗いして下さい。食器用洗剤は、木の油分を落としてしまうので控えめにして下さい。 [拭上げ] 水洗い後、全体を布巾でよく拭き上げて下さい。拭き上げ後、内側にキッチン用アルコール除菌スプレーを噴霧しておくと、黒ズミやカビの予防になります。アルコールはすぐ揮発するので拭き上げの必要はありません。 [乾 燥] 風通しの良い日陰で十分に乾燥させて下さい。直射日光・温風などによる急激な 乾燥は、割れや変形の原因となりますのでご注意下さい。 詳しい内容はお買い上げいただけば説明書がついていますので、飯台初心者の方でも安心です!

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