神戸製鋼　フラックス入りワイヤ　DW-100V　1.2mm　12.5kg巻　

神戸製鋼所 KOBELCO(コベルコ)立向上進重視の全姿勢用
DW-100V　ワイヤ径：1.2mm　重量：12.5kg
引張強さ：580MPa　伸び：26％
シールドガス：炭酸ガス
JIS規格：Z 3313 T 49J 0 T1-1 C A-U(旧 YFW-C50DR)
AWS規格：A5.20 E71T-1C
【用途】
造船、橋梁など各種構造物の突合せおよびすみ肉溶接。
【使用特性】
立向上進すみ肉を高電流(250〜300A)で溶接可能です。優れたビード外観と形状で高能率化が図れます。6mm小脚長をストレート運棒で立向上進溶接が出来ます。耐ギャップ性も優れ、板厚次第ですが、ギャップ8mmも溶接可能です。上向でも良好な外観、形状が得られます。
【作業の要点】
(1)立向上進すみ肉では、トーチは 0〜10°上に向けて下さい。ルートギャップにはウィービング法を採用して下さい。
(2)立向下進すみ肉溶接ではスラグ巻込み防止と溶込み確保から、初層はストレート運棒で、速度は速めにして下さい。2層目以降は、スラグ除去して、ウィービングはできる限り避けて下さい。片面溶接を行う際に裏当て材を使用し、良好で健全な裏ビードが得られます。裏当て材はFA-B、FB-B、FR-B、KLがあり、溶接法で使い分けます。マグ溶接では溶材、部材の状況に適するものを選択して下さい。