十進法の練習セット

幼児や小学低学年の場合、数字だけで計算するよりも、具体物を使用し、それを実際に操作することにより、より計算を理解することができます。
　この商品は例えば繰り上がり、繰り下がりなどの理解に有効です。

[使用例]
●等価の確認
例1　10は、1が10個の集合数です。実際に10の棒にバラバラの1を重ねたり、並べたりして、それが等しいことを確認します。

例2　100は、10が10個の集合数です。実際に100の板に10の棒を10本重ねたり、並べたりしてそれが等しいことを確認します。

以下同様

●繰り上がり
9＋2
バラバラの9個に2個を追加し、いくつになるか数えます。
次にバラバラの10個と１0の棒を入れ替え(交換する)、その答えを出します。
数を変えて、上の操作を繰り返します。
理解が深まった後に、計算式　9＋2＝11　と表します。

●繰り下がり
11-2
10の棒１本とバラバラの1個を出し、それから、「9を引いて下さい」と言います。
上の繰り上がりの操作を理解しておれば、１０の棒とバラバラの１０個を交換すればいいことに子どもが気づき、交換をします。
数を変えて、同様の操作を繰り返します。
理解が深まった後に、計算式　11-2＝9　と表します。