SHIZUGAKU シズガク サッカースタイル 静岡学園 名将・井田勝通のサッカーベストセラー

□■井田 勝通氏プロフィール■□
満州生まれ、静岡県焼津市で育つ。静岡県立静岡高等学校に進学し、サッカー部に所属し長池実の指導を受けた。
慶應義塾大学へ進学。卒業後は静岡銀行へ就職し県社会人リーグで活躍を続けていたが、その後退職。日本サッカー協会コーチングスクールに参加、公認指導員の認定を受けた。その後ヨーロッパを旅して見聞を広めた。
1972年12月に静岡学園高等学校の監督に就任。1977年の高校選手権ではラテンスタイルのドリブルとショートパスに徹底的にこだわった遅攻ベースの個人技を重視したサッカーで旋風を起こし準優勝に導いた。「テクニックには頼るが、スピードには頼らない」という方針の下に選手を育成、個人技のサッカーは静岡学園の代名詞となりサッカーファンから熱烈な支持を受けた。全国高校選手権優勝１回準優勝１回、全日本ユース（U-18）選手権準優勝１回。2002年に創設された静岡学園中でも全国制覇を成し遂げた。三浦泰年・知良（中退）兄弟、森下申一を始め、数多くの教え子を日本代表やJリーグに輩出した。2009年３月監督を退任。現静岡学園中高サッカー部エキスパートアドバイザー。