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出荷目安の詳細はこちら商品説明奇才ピーター・セラーズ演出によるマタイ受難曲ラトル&ベルリン・フィルハーモニー福音史家をイエス本人とみなすショッキングな解釈!日本語字幕付き、豪華美麗ハードカバー装丁!ボーナス映像としてインタビュー・楽曲解説も収録!デジタル・コンサートホールの7日間無料チケットも!近年のベルリン・フィル公演の中でもインパクトの大きさでは絶大なものがあったと言われる『マタイ受難曲』のライヴ映像作品が、豪華装丁の新シリーズで、ブルーレイ・ディスクとDVDを合わせた形で再登場。【パッケージ・ソフトならではの複数音声収録】ベルリン・フィルでは、その上演内容の素晴らしさから、この『マタイ受難曲』を、映像と音質のスペックに優れたメディアであるブルーレイ・ディスクとDVDで保存版としてのパッケージ・ソフトを制作することになりました。制作に当たっては、通常のステレオ音声のほかにオリジナルのマルチ・チャンネル音声も収録され、立体的な空間活用の様子がよりリアルに再現されるようになっています。【ラトルのマタイ〜入念な準備】古典派から近現代音楽をメイン・レパートリーとしてきたラトルが、2002年と2006年に演奏した「ヨハネ受難曲」に続き、入念な準備のうえで取り組んだのがこの『マタイ受難曲』。 まず3月にバーミンガム市交響楽団と演奏していますが、ラトルにとってこれが初の『マタイ受難曲』の指揮でした。このときの声楽ソリストは全員ベルリン・フィルとの上演にも参加しており、また、合唱指揮も同じくサイモン・ハルジーが受け持っていました。 続いておこなわれたベルリン・フィルとのザルツブルク・イースター音楽祭での上演も大きな話題となり、その後におこなわれたのが、今回の本拠地ベルリンでの上演ということになります。【古楽経験豊富なベルリン・フィル】アーノンクールやヘレヴェッヘ、ガーディナーといったピリオド系指揮者達との豊富な経験のほか、団員による古楽アンサンブル、ベルリン・バロック・ゾリステンを擁するなど、ベルリン・フィルと古楽の関係は意外に近いものがあり、演奏経験も数多いものとなっています。【セラーズによる儀式化〜ユニークな空間活用】オペラの世界で有名なアメリカの演出家、ピーター・セラーズ[1957- ]は、豊かなアイデアと着眼点の面白さで話題を提供してきましたが、今回もベルリンのフィルハーモニーというコンサートホール空間にさまざまな演出上の仕掛けを施して「リチュアライズ(儀式化)」、見るものに刺激を与え、宗教、人間、バッハ、現代といった事柄について、鑑賞者に思いを巡らせることとなります。【現地批評より(ベルリン・フィル・ラウンジから)】ベルリナー・ツァィトゥング/ペーター・ユーリング「この晩ピーター・セラーズは作品の“儀式化”を行ったが、上演は新しい音楽解釈とともに、今シーズンで最も胸をえぐる、素晴らしい演奏会となった。ラトルは8年前のヨハネ受難曲では、激しいコントラストを強調していたが、今回のマタイ受難曲では穏やかな流れを重視していた。最初の合唱は柔らかくスタートし、徐々にクリアーな輪郭を得てゆくといった風情。そこで彼は、歴史的演奏解釈とそれ以降の自由なスタイルを往来するような、ハイブリッドな演奏を聴かせた。聴き手にとっては、目から鱗が落ちるような解釈である。観客は演奏に絶大で、感謝に満ちた喝采を送った。3時間半という長さにも関わらず、人々は演奏に深く引き込まれたのである。それはこの上演が、歴史的な価値を今日的な意味に置き換えることに成功していたからであった。」ターゲスシュピーゲル/クリスティーネ・レムケ・マトヴァイ「宗教的にみれば、本来この上演はでたらめばかりである。それにも関わらずセラーズの舞台は、観ていて小恥ずかしくなるようなことは決してなかった。天上からは電球がひとつ吊られており、舞台中央には木の棺(あるいは祭壇)が置かれている。同様に木の椅子がステージに散らばっているが、教会的な空間を示唆するには、これで充分なのである。そこで歌手とオーケストラ団員は普段着を着て演奏・演技していた。ちなみに器楽ソリストは、この晩のハイライトであった。ダニエル・スタブラヴァが弾く<我を哀れみたまえ(アリア)>のソロは、ヴァイオリンから聴くことのできる最も美しい響きである。ゲスト出演したヒレ・パールは、そのゴシック・ルックだけでなく、見事なガンバ演奏でも衆目を浴びた。クリスティアン・ゲルハーヘルの叙情的なイエス、トーマス・クヴァストホフのバス・アリア、マーク・パドモアのイギリス的な福音史家は、器楽奏者の力に応えようと、全力を尽くしていた。マタイ受難曲は、オペラの衣を着たオラトリオと呼ばれるが、それは劇的な緊張や物語的展開が作品に内包されているからである。ラトルとベルリン・フィルは、劇場的に大げさな表現を避けたが、これにはたいへん好感が持てる。音楽の運びは生き生きとして、よく流れると同時に、テンポやダイナミックには豊かな息遣いがあった。それは音楽的修辞法に影響されたものだが、一方ではラトルとしては意外なほどの強い自己同化を示すものでもあった。彼がその両端をひとつにまとめ上げていたことこそが、この上演の最も素晴らしい点だっただろう。」ベルリナー・モルゲンポスト/クラウス・ガイテル「ピーター・セラーズは、バッハの“音楽的聖書”を心に訴えかけるかたち語らせることに成功していた。彼はバッハのマタイ受難曲を演出するので

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