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良い状態のマウスピースは上達への早道です。 楽器をはじめて数年...マウスピースを変えたことがありますか? 「使えるからいい」と長年同じマウスピースを使用し続けている方も多くおられます。学生さんをはじめ、熟練の方まで、意外とお気に入りのマウスピースを使い続けている方が多いですね。 さて、何故長く同じマウスピースを使い続けることが良くないかというと...☆手持ちのマウスピースのここをチェック☆・先端(ティップ):欠けたり、傷が付いていたりしませんか?こすれたり、ちょっとの欠けがあったらリードが十分に振動しません。 ・先端内側(ティップレール)のエッジ:長年スワブを通していると、少しづつ角がすり減って丸くなっていきます。ぱっと見はわかりにくいかもしれません。マウスピースにスワブを毎回通している方は、新しいマウスピースに買い換えたら、スワブを通す回数を減らし、演奏後は清潔に水を通してやわらかい布で拭き取るお手入れを取り入れていきましょうね。 ・先端内側(ティップレール)のサイドレール:リードが一番接触する面です。これは正しくお手入れ/使用しても、長年のうちに少しづつすり減ってしまうことは仕方ありません。新品のときとリードの振動が変わってしまうのは残念ながら避けられないことなのです。 ・先端外部(ビーク):前歯の当たる部分です。マウスピースパッチを貼っている方も、そのまま使用している方もボコボコに凹んでいたり、えぐれたりしている方がおられます。こうなってしまうとアンブシュアを安定させることが困難になります。 さて、これらのチェックポイントをクリアしても、まだまだ買い換えが必要なワケがあるのです。 自分の演奏力を最大限に発揮するマウスピース、「今の状態」がベストで吹きやすい。そういう方、おられると思います。自分のクセに馴染み、マウスピースに慣れ、吹きやすくなっている今の状態。実はこれ、そのマウスピースに自分が対応していっているんですね。このまま使用し続ければどうなるでしょう。破損してしまえば、買い換えは免れないわけですから、そのときに【新しいマウスピース】=【いたってスタンダードなアンブシュア】で演奏できない(しにくい)ということになりかねません。定期的に新しいものに変えることで、正しいアンブシュアを常に意識し、基本からの応用に対応できるのです。 では次にどのようなマウスピースを選べばよいかということになります。お手入れ用品、アクセサリー類、リードは結構頻繁に新しいものを購入されているかと思いますが、各部品は購入時にはセッティングされていますのであまり意識されていません。マウスピース、リガチャー、リード、この口に近い部分は音にとても影響する大事な部分ですので、少しづつ買い換え、買い足しをしていきましょう。 基本的には自分が吹きやすいものを探す。これに限ります。アンブシュア、演奏する曲、パート、レベル、によって、どれが自分に合うかは自分、あるいは近くで見ている人でしか分かりません。「吹きやすい」は自分にとってなんでしょうか。高い音が出やすい、低い音が出やすい、音が大きく鳴る、音の立ち上がりが良い、などなど、求める部分は自分の演奏パートによって求める部分が違います。「好きな音」はどんな音?柔らかい音色、迫力のある音色、低音の響き、高音のクリアさ、などなど。好み、演奏する曲の雰囲気で違いますね。 ヤマハからはシンプルに2種類。スタンダードとカスタムシリーズです。ヤマハはいわゆる管楽器ブランドで一番リーズナブルで品質も良いものですので、まずはじめて買うのであれば、この商品がおすすめです。 こちらのスタンダードシリーズの4Cはバランスが良く吹奏楽はもちろん、ジャズやポップスを始めたい初心者の方にもおすすめ。フェノール樹脂という素材を使用し、リードの振動をあますことなく伝えますので、レスポンスも良いです。初心者、中級者レベルの演奏には対応が可能だと思います。これを基準に次のマウスピース選びにも役立つと思います。他社のものと比較するには以下画像を参考に数値などでお確かめ下さい。☆激安中国製にヤマハマウスピースをつけてみた☆管体が中国製などのケルントナー、マックストーン、Jマイケルは本体価格が安いので大変人気の商品。これをヤマハのマウスピースに変えてみると、これまで音漏れ(入れた息が全て音にならない感じ)が減り、付属のマウスピースより軽く息を入れても音がでるように感じました。お持ちの方にもぜひおすすめなのですが、お手持ちの製品のバレルにヤマハのマウスピースがスムーズに設置できるかどうかはやってみないと分かりません。新しいものはコルク部分のサイズが若干大きく感じますので、たっぷりのグリスを塗ってもまだ全く入らないようであればコルク部分を少し削り取る必要があります。コルク部分は長時間の使用で圧縮されてしまう場所ですので、新しいものは比較的大きめに形成されています。コルクがやせすぎたら組み立てても抜けてしまうトラブルになり、ラクに入るくらい削ってしまうと、後ですぐ緩くなって使えなくなってしまいます。きついくらいが長くご利用頂けるということですので、取りすぎないようサンドペーパー(紙ヤスリ)なので、ほんの少しづつ調整していきましょう。コルク部分以外を削らないように注意して下さいね。▽4C付属のヤマハアルトサックス例▽ ・YAS-280 ・YAS-380 ・YAS-480 ・YAS-62YAMAHA alto saxophone mouthpieces ヤマハ アルトサクソフォーンマウスピース 4C■AS-4C ■ アルトサックス用 ■フェイシング:23mm ■ティップオープニング:1.60mm ■素材:フェノール樹脂※細かい仕様が画像と変わる場合がございます。リガチャーとキャップなどは付属しておりません。画像のマウスピース部分のみです。     J.Michael JR-CL 3.0 clarinet reed Jマイケル クラリネット用リード ■ Bフラットクラリネットリード クラリネットリード 3 スタンダード B♭ ■ 10枚入り ■ 厚さ(硬さ):3.0 リードは思ったより高く、練習を始め たばかりの方は、1度も使っていないのに服に擦れてうっかり割ってしまった...などという経験があると思います。初心者の方はそのようなリスクも高く、 また個人練習も沢山されると思いますので少しでも負担が少なくリードをご購入頂ければと思います。成長に合わせて、Vandoren(バンドレン)や RICO(リコ)のアルトサックスリードにかえていっても良いでしょうし、ライブの時だけバラつきの少ないメーカーもののリードを使ってもいいと思いま す。練習には正しいアンブシュアが必要ですのでスタンダードなもので練習して頂くと良いでしょう。またお子様の練習にも安心ですね。  〜リードの違いについて〜リード全体の厚み:薄いリードは明るく弾む音、厚いリードは豊かであたたかな音色と言われます。先端の薄さ:薄いほどやわらかい音で音の立ち上がりが早いです。ソロや早い曲に向いています。厚いほどしっかりした音太い音になり、迫力がある大きな音が出ます。削り方:主に吹き心地を左右します。傾斜によってなだらかな方が抑揚が付けやすいですが、逆に音程を保つことが難しいです。安定した音程を必要とするハーモニーが多いパートには傾斜がきつい方が向いているかもしれません。   初心者用リードについて リー ドは各ブランドで1枚数百円程度で販売されております。有名なものとしてはバンドレン、リコ(ダダリオ)などですね。お値段の違いは1箱あたりの製品にバ ラつきが少なかったり、職人さんが1枚1枚手作りでつくってい るものがあったりしますので差が出てくるのです。よりお値段の高いものは個体差によっての違和感を感じられることが少なくはなりますが、やはり1箱全てが 完璧に自分が吹きやすいものというのは難しいかもしれません。プロの方の中にはリードを自分で作っている、という方もおられます。自分が吹きやすいと感じ られることができることも1つの成長であり、また吹きにくいと感じたリードで練習することもレベルアップに繋がるかもしれません。各ブランドや素材で吹き 心地には違いがありますので自分の好みを知るまで色々試してみるのも良いかもしれませんね。またリードの堅さは2.0〜3.5などが定番で使われています が単純に薄いものが吹きやすい、厚いものが吹きにくいということではありません。音が出やすいものはよりピッチの安定に気をつける必要があり、逆に音が出 しにくくても出た音は安定するなどといったことがあります。ソロパートの演奏、早い楽曲、重厚なハーモニーと安定したロングトーン。それぞれの演奏にあっ たリードはそれぞれ違います。いつどんな演奏にも対応できるようにスタンダードな3.0のリードを練習用としてご使用されることはおすすめです。演奏と必 要な音によってリードは使い分けることが可能なのです。その他ご不明な点はメールでお気軽にお問い合わせ下さい。

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