糠さば（さばへしこ）：1枚入り×1袋

油与商店の「へしこ」は、脂ののった寒さばの半身を塩漬けし、木桶に１年以上米糠・麹・唐辛子・いしるを入れて、発酵熟成させた逸品です。
秋冬時期に水揚げされるさばを「寒さば」といいますが、油与商店のへしこ・糠さばはこの「寒さば」を使用しています。寒い時期の魚は、概ね体内に脂分を貯め込みます。故にこの脂ののった「寒さば」を漬け込んだ糠さばは、とろっとした脂分と、発酵熟成によるアミノ酸の旨味が重なり合い美味しいのです。
油与商店の「へしこ」の召し上がり方は、糠を軽く落とすか、または水洗いするなら水分をペーパータオルなどで丁寧にやさしく拭き取ったあと、１ｃｍ弱でスライスします（しめ鯖をスライスするのと同じです。） また焼いて召し上がる場合は、半身を２分の１に切り、アルミホイルでくるみオーブンで糠が焦げ付かない程度に焼きます。焼き身を箸でほぐし、ご飯のおかずかお茶漬けやおにぎりの具材にすると、じゅっと脂が焦げた味と旨味が相まって絶品です。