子どもたちの 子どもたちの 子どもたちへ -プラス穀菜食料理レシピ集-

本文より

生きるっていうのは自分のためなんだ。困っているひとのためとか、地球のため、なんていうのは本当はないんだ。人に親切にするのも、笑顔でいるのも、自分のためなんだ。それが本来の姿なんだ。そうして「生きる」ってことを思い出すと、嫌なことなんてなくなるし、つらいこともないし、怒ることもなくなる。よいことしか思わなくなるし、それを強く思えば、すべてそうなるようになる。必要なものは必要な時に、命のために手に入るし、遇うべき人に遇うべき時に遇える。そういうふうに心がまとまるんだ。だから生きることが美しく楽しくしあわせになる。

穀菜食料理レシピ集付き(カラー/62ページ)。

須永 晃仁（すなが こうにん）
1962年（昭和37）神奈川県川崎市生まれ。栃木育ち。1985年（昭和60）3月成城大学経済学部卒業後、富士通流通システム入社。1988年（昭和63）高野山大学密教学科編入学。同年6月高野山金剛峰寺にて得度。1989年（平成元）9月四度加行成満。同年11月伝法潅頂入壇。1990年（平成2）3月高野山大学密教学科卒業。2000年（平成12）7月虚空蔵菩薩求聞持法結願。2005年（平成17）10月不動明王八千枚護摩供結願。
現在、長野県飯田市 立石寺住職。