アゲインスト・リテラシー ─グラフィティ文化論

グラフィティ文化論 大山エンリコイサム LIXIL出版 トゥーヴァージンズアゲインスト リテラシー オオヤマ,エンリコ イサム 発行年月：2015年01月 ページ数：256p サイズ：単行本 ISBN：9784864800143 大山エンリコイサム（オオヤマエンリコイサム） 美術家。1983年、イタリア人の父と日本人の母のもと東京に生まれる。慶應義塾大学卒業後、東京藝術大学大学院修了。グラフィティ文化の視覚言語を翻案したモチーフ「クイック・ターン・ストラクチャー（Quick　Turn　Structure）」を軸にした壁画やペインティング作品を発表し、注目を集める。また、現代美術とストリート・アートを横断する視点から、エッセイや論文の執筆も行なう。2011年秋のパリ・コレクションではコムデギャルソンにアートワークを提供するなど、積極的に活動を広げている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 1　作家論（バンクシーズ・リテラシーー監視の視線から見晴らしのよい視野へ／BNEー水の透明なリテラシー／レター・レイサーズーラメルジーと武装文字の空気力学／絵画とスピード違反ーサイ・トゥオンブリとホセ・パルラ／誘拐と競売ーゼウスと有名性について／スウーンとストリート・アートの「新しいはじまり」／パリー・マッギーの「界面」／Obey　Meー横断と支配の論理）／2　都市と落書きの文化史（前史（一八六二ー一九六七）／グラフィティとプロテストの落書き／地下鉄の時代とそれ以降）／3　現代日本との接点（スタイル化するシミュラークルーグラフィティ文化とオタク文化／日本の視覚文化とライヴ・ペインティング的なもの／匿名性の遠心力ー震災から考える）／4　美術史に照らして（アゲインスト・リテラシー） 本 ホビー・スポーツ・美術 美術 デザイン