日本開国の原点: ペリーを派遣した大統領フィルモアの外交と政治

ペリーを派遣した大統領フィルモアの外交と政治 大島 正太郎 日本経済評論社ニホンカイコクノゲンテン オオシマショウタロウ 発行年月：2020年05月25日 予約締切日：2020年03月28日 ページ数：224p サイズ：単行本 ISBN：9784818825611 大島正太郎（オオシマショウタロウ） 国際経済研究所理事長（2013年ー）。1943年東京生まれ。1968年外務省入省、本省及び在外公館（在タイ・イスラエル・米国・ロシア・サウジアラビア・韓国・大使館、在ジュネーブ政府代表部）勤務、2008年に退官。2008ー12年、世界貿易機関（WTO）上級委員会委員、2012ー13年、内閣官房内閣審議官。2008ー15年東京大学公共政策大学院客員教授。2009ー17年政策研究大学院大学客員教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 知られざる大統領フィルモアと米国憲政／第1部　政治家フィルモアが大統領になるまでー一八〇〇ー一八五〇（米国建国の基礎「アメリカ合衆国憲法」の功罪／米国の発展拡大と東アジアへの関心／副大統領への道）／第2部　第十三代大統領ミラード・フィルモアー一八五〇・七ー一八五三・三（「一八五〇年の妥協」ー連邦分裂の回避／カリフォルニア州連邦編入／日本へ遠征隊を派遣／二通の親書、二人の提督／日本をめぐるオランダとの外交／逃亡奴隷法と大統領選挙）／第3部　歴史に忘れられたフィルモアの晩節ー一八五三ー一八七四（第十四代大統領ピアースの四年間／第十五代大統領ビュキャナンの四年間）／「最も偉大な大統領」リンカーンと「忘れられた」フィルモア／後日譚　フィルモアを忘れなかった明治政府「岩倉欧米使節団」 建国より六十余年、奴隷制をめぐり米国議会に深刻な分断が生じる。鍵を握るのは、ときの大統領ミラード・フィルモア。当時の史料からよみとく日米蘭三つ巴の外交、内戦の危機を孕んだ米国憲政、知られざる大統領の信念と生涯。日本を開国させた「ペリーの来航」を、アメリカの外交と政治の現場から紐解く。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史