郵政民営化の政治経済学―小泉改革の歴史的前提―

小泉改革の歴史的前提 伊藤 真利子 名古屋大学出版会ユウセイミンエイカノセイジケイザイガク イトウ マリコ 発行年月：2019年11月08日 予約締切日：2019年10月11日 ページ数：358p サイズ：単行本 ISBN：9784815809683 伊藤真利子（イトウマリコ） 1980年生まれ。2012年青山学院大学総合文化政策学研究科博士課程修了。青山学院大学総合文化政策学部助教、静岡英和学院大学人間社会学部准教授を経て、平成国際大学法学部准教授、博士（総合文化政策学）。論文、「バブル経済下の郵便貯金ー「90年ショック」をめぐって」（『郵政資料館研究紀要』第3号、2011年、第8回日本FP学会賞審査員賞）、「郵便貯金の民営化と金融市場ー金融変革期における郵便貯金」（『青山社会科学紀要』第36巻第2号、2008年、第1回石橋湛山新人賞）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章　郵政民営化と郵便貯金／第1章　「郵貯増強メカニズム」の誕生ー高度成長期の郵便貯金（1）／第2章　郵便局政策の地域的展開ー高度成長期の郵便貯金（2）／第3章　金融構造の変化と郵貯「大膨張」ー安定成長期の郵便貯金／第4章　金融自由化と「1990年ショック」ーバブル経済下の郵便貯金／第5章　国債問題の顕在化ー長期不況下における郵便貯金／第6章　郵政民営化の政策決定過程ー小泉改革下の郵便貯金／第7章　郵政民営化の現在と巨大郵貯のゆくえ／終章　郵政民営化とは何だったのか 戦後日本の発展と軌を一にし、隠れた福祉・再分配機能をはたした郵便貯金が、その巨大化の過程で抱え込んだ問題の核心とは。金融財政史の展開から民営化論の虚実を捉え直し、熱狂と混迷を生み出した小泉改革の歴史的位置を、政治手法やイデオロギーをめぐる議論をこえて初めて描き出す。 本 ビジネス・経済・就職 金融

著：伊藤真利子
出版社：名古屋大学出版会
発行年月：2019年11月
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本 ISBN:9784815809683 伊藤真利子／著 出版社:名古屋大学出版会 出版年月:2019年11月 サイズ:352P 22cm 経済 ≫ 日本経済 [ 日本経済史 ] ユウセイ ミンエイカ ノ セイジ ケイザイガク コイズミ カイカク ノ レキシテキ ゼンテイ 登録日:2019/11/09 ※ページ内の情報は告知なく変更になることがあります。