ご注文前に必ずご確認ください<商品説明>カロリー消費を正確に測る新しい技術のおかげで、近年、代謝科学の常識が覆った。「1日の総消費カロリーは運動しても増えない」ということが明らかになったのだ。つまり、運動したところで、それだけで痩せることはない—。しかし、だからといって、運動なんか意味がないということには決してならない。逆に、運動しても1日の総消費カロリーが増えないからこそ、運動は必ずしなければならないものだということがわかるのだ。運動しなくても、1日の消費カロリーは減らないのだから、余ったカロリーは別のことに使われているはずだ。これが体に良くないことを引き起こす。余ったカロリーの使い道として、もっとも身体に悪いと思われるのが「炎症」である。本来であれば必要のないところで、余ったカロリーは炎症を起こす。これがアレルギーや関節炎、動脈疾患のほか、さまざまな「現代病」の原因と考えられるのだ—。先進国の都会人から、サバンナに暮らす狩猟採集民、さらにはチンパンジーやオランウータンなどの類人猿まで、数多くの対象カロリー消費を測定してきた進化人類学者が、ダイエット論争と人類進化というまったく違う領域の謎に、常識を覆す答えを提示する。<収録内容>第1章 ヒトと類人猿の代謝の定説が覆った第2章 代謝とはいったい何か第3章 カロリー消費量研究に起きた革命第4章 親切で、適応性に富み、太ったサル第5章 運動しても痩せないのはなぜか第6章 ダイエット論争にデータを突きつける第7章 ヒトの体は運動を必要としている第8章 ヒトの持久力の限界はどこにあるか第9章 エネルギー消費とヒトの過去・現在・未来<商品詳細>商品番号:NEOBK-2790906Ha Man Po N Tsua / Cho Shomaki Yasuko / Yaku / Undo Shite Yasenai No Ha Naze Ka Taisha No Saishin Kagaku Ga Shimesu ”Soredemo Undo Subeki Riyu” / Original Title: Burnメディア:本/雑誌重量:397g発売日:2022/10JAN:9784794226020運動して痩せないのはなぜか 代謝の最新科学が示す「それでも運動すべき理由」 / 原タイトル:Burn[本/雑誌] / ハーマン・ポンツァー/著 小巻靖子/訳2022/10発売