コテコテ大阪弁訳「聖書」<新装版>

家族が聖書に親しめるようにと購入しました。 が、こどもに読み聞かせていたら、ヨセフとマリアのかかわりについて、読むのをためらってしまう言葉が！（一つの頭文字を省いて読みました･･･） まぁ、大人の娯楽として読むにはいいでしょうけど、関東育ちの子供には「わからない言葉が多くてよくわからない」とのこと。 聖書をハートで感じよう、親しみを持とう、というのであれば面白いと思います。 ただ、普通の聖書（文語訳や新改訳など）も併読されることを強くおススメいたします。 なぜかというと、初っ端から系図が省略されていたり、6章の主の祈りの呼びかけが、「お父ちゃん」ではなくて「神はん」になっていたりと、大事なポイントを外してしまっているからです。（系図は、イエス様が聖書で預言されているメシアであることの証拠の一つであるとともに、罪人や異邦人もメシアに連なっていることを示しており、私たちの救いにとても重要な意味のあるところです。また、至高の創造主に「われらの父」と信仰によって呼びかけることこそ、神の子とされる聖霊をいただいていることの証であり、最高の信仰告白です。） 真理の神様が語りかけて下さいますように†

昔、仕事で関西に行ってた事があったんですけどね。 関西弁、特に大阪弁の暖かい響きが好きでした。 聖書は色んな訳を読みましたが、いいですねコレ。 イエスはんの人柄がごっつう伝わってきて好きです。 余談ですが、私の地元訳は世間に出せないと思います。 ・天使「ヨセフ集合。お前マリアを嫁にせないけん。 マリアの腹ン子は精霊が入れたんやけ、産ませないけん。 そん子は男やけ、イエスって付けちゃらん？これ約束な」 閑話休題。とにかく、いい本です。皆様にもお勧めします。

コメントはいただけないが、試みは氷菓したい