バイオグラフィーの哲学: 「私」という制度、そして愛

「私」という制度、そして愛 入谷　秀一 ナカニシヤ出版バイオグラフィーノテツガク ニュウヤ　シュウイチ 発行年月：2018年11月20日 予約締切日：2018年10月13日 ページ数：306p サイズ：単行本 ISBN：9784779513213 入谷秀一（ニュウヤシュウイチ） 1975年岡山県に生まれる。2002年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、龍谷大学文学部講師。博士（文学）。専攻／哲学・倫理学・ドイツ思想史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） バイオグラフィーの哲学とは何かーその立ち位置とコンセプト／この愛すべき「私」という制度ー世界に一つだけの花の就職活動／告白する「私」ーアウグスティヌスと告解の伝統／自己愛、あるいは「私らしさ」の発明／見ールソーという自然（1）／「私らしさ」の適量ールソーという自然（2）／悲しめない「私」ーフロイト・メランコリー・他者への愛／愛の葬送、そしてその再生ー昇華・転移・言語行為／告白の（暴）力（1）ー苦しみを共有することの苦しみ／告白の（暴）力（2）ー苦しみは誰のもの？／家族愛の神話に抗してー野坂昭如の様々なる「私」（1）／覗く者・除かれる者ー野坂昭如の様々なる「私」（2）／「私」を捧げよー愛国心・民族主義・バイオグラフィー／よき代弁者とは…ー灰色の 人はいつ、自分について物語ることを始めるのか。バイオグラフィーの構造を多角的に検証することを通じて、「自分を愛し、語ることを強いられる現代」の一歩先に進む。「自分語り」の系譜学。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 その他

発売日:2018年11月 / ジャンル:哲学・歴史・宗教 / フォーマット:本 / 出版社:ナカニシヤ出版 / 発売国:日本 / ISBN:9784779513213 / アーティストキーワード:入谷秀一

内容詳細:人はいつ、自分について物語ることを始めるのか。バイオグラフィーの構造を多角的に検証することを通じて、「自分を愛し、語ることを強いられる現代」の一歩先に進む。「自分語り」の系譜学。目次:バイオグラフィーの哲学とは何か―その立ち位置とコンセプト/ この愛すべき「私」という制度―世界に一つだけの花の就職活動/ 告白する「私」―アウグスティヌスと告解の伝統/ 自己愛、あるいは「私らしさ」の発明／見―ルソーという自然（１）/ 「私らしさ」の適量―ルソーという自然（２）/ 悲しめない「私」―フロイト・メラン・・・