弥生人はどこから来たのか（587） 最新科学が解明する先史日本

最新科学が解明する先史日本 歴史文化ライブラリー 藤尾　慎一郎 吉川弘文館ヤヨイジンハドコカラキタノカ フジオ　シンイチロウ 発行年月：2024年02月21日 予約締切日：2023年12月08日 ページ数：240p サイズ：全集・双書 ISBN：9784642059879 藤尾慎一郎（フジオシンイチロウ） 1959年、福岡県に生まれる。現在、国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学教授、博士（文学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 最新科学が解き明かす弥生時代史ープロローグ／弥生時代の暦ーAMS　炭素一四年代と酸素同位体比年輪年代（前一〇世紀説の登場ー弥生長期編年の登場／前一〇世紀説と前九〜前八世紀説の違い　ほか）／水田稲作開始期の気候（弥生時代研究と気候変動研究のあゆみ／海水準変動の背景に寒冷化を想定　ほか）／弥生時代の人びと（形質人類学から分子人類学へ／DNA分析　ほか）／水田稲作のはじまりー青銅器文化複合の生産基盤として（前一〇世紀後半以降は弥生時代／レプリカ法ー水田稲作以前の穀物を求めて　ほか）／弥生時代前半期の文化ー初期青銅器文化の提唱（弥生式文化は新石器文化か金属器文化か／新石器時代と初期鉄器時代の間　ほか）／農耕文化か青銅器文化かーエピローグ 最先端科学が弥生時代のはじまりの状況を解明しつつある。炭素や酸素の同位体を用いた年代測定や核ゲノム解析、レプリカ法などの最新科学と考古学の学際研究により実像に迫り、新知見による弥生時代像を提案する。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史