現代ヨーロッパの安全保障：ポスト2014：パワーバランスの構図を読む

ポスト2014：パワーバランスの構図を読む 広瀬　佳一 ミネルヴァ書房ゲンダイヨーロッパノアンゼンホショウ ヒロセ　ヨシカズ 発行年月：2019年10月18日 予約締切日：2019年09月25日 ページ数：268p サイズ：単行本 ISBN：9784623087310 広瀬佳一（ヒロセヨシカズ） 1960年生まれ。筑波大学大学院社会科学研究科博士課程満期退学。現在、防衛大学校総合安全保障研究科教授（法学博士）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　冷戦後のヨーロッパ安全保障の基本的枠組み（冷戦の終焉とヨーロッパの新秩序構築／NATOの危機管理／NATOの軍事機構・戦力の変容／NATOの拡大／EUによる安全保障）／第2部　ポスト2014年のヨーロッパ安全保障（クリミア併合とヨーロッパ安全保障／変化する安全保障環境とエストニア／取り残されたヨーロッパとしての西バルカン／トルコの安全保障政策とNATO／ヨーロッパ安全保障とロシア／EUの安全保障・防衛政策の新たな展開／漂流の危機にあるNATO） ヨーロッパの安全保障は、国際機構の協調がみられた90年代に比して、今や混迷の状況にある。本書は、冷戦後のNATOの機能的・地理的拡大、EUの安全保障といった基本枠組みを詳解した上で、2014年以降のロシアのクリミア編入からウクライナ紛争、バルト諸国、西バルカン諸国の問題など、続発する新たな課題を取り上げ、ヨーロッパの安全保障の課題とその要因は何かを捉え、今後の展開を読む。 本 人文・思想・社会 政治