文化社会学の視座:のめりこむメディア文化とそこにある日常の文化

のめりこむメディア文化とそこにある日常の文化 南田勝也 辻泉 ミネルヴァ書房ブンカ シャカイガク ノ シザ ミナミダ,カツヤ ツジ,イズミ 発行年月：2008年05月 ページ数：312， サイズ：単行本 ISBN：9784623051588 南田勝也（ミナミダカツヤ） 1967年生まれ。2002年関西大学大学院社会学研究科博士課程後期課程修了。現在、神戸山手大学現代社会部准教授、博士（社会学） 辻泉（ツジイズミ） 1976年生まれ。2004年東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。現在、松山大学人文学部准教授、博士（社会学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 文化社会学の視座／第1部　文化のとらえ方（メディアと集いの文化への視座ー経験的／批判的アプローチからマルチメソッド・アプローチへ／表現文化への視座ー文化作品は人に何を与え、人と人とをどうつなぐのか／世代や世相の文化への視座ー量的アプローチと質的アプローチ　ほか）／第2部　のめりこむメディア文化（なぜケータイにハマるのかーメールコミュニケーションの社会学／テレビ視聴のスタイルはどのように変化したかー能動的受け手とツッコミの変質／なぜキャラクターに「萌える」のかーポストモダンの文化社会学　ほか）／第3部　そこにある日常の文化（現代の親子関係とはいかなるものかー仲良し母娘とその社会的背景／地方に生きるとはいかなることかー現実は「豊か」か「貧しい」か／差異化コミュニケーションはどこへ向かうのかーファッション誌読者欄の分析を通して　ほか） 「文化」とはなにを指すのだろうか。そしてそれを社会学的に分析するとはどういう作業なのだろうか。本書は先行研究の整理と具体的な文化事象の分析を通して、文化を実証的・経験的にとらえるための視点と方法を説く。 本 人文・思想・社会 社会 社会学 エンタメ・ゲーム サブカルチャー