子 (百年文庫)

百年文庫　73 壷井　栄 二葉亭　四迷 ポプラ社コ ツボイサカエ フタバテイシメイ 発行年月：2011年04月13日 予約締切日：2011年04月11日 ページ数：154p サイズ：全集・双書 ISBN：9784591121610 壷井栄（ツボイサカエ） 1899ー1967。香川県小豆島生まれ。プロレタリア詩人の壷井繁治と結婚後、自らも小説を執筆するようになる。『大根の葉』で認められた後、幅広く活躍した 二葉亭四迷（フタバテイシメイ） 1864ー1909。江戸・市ヶ谷生まれ。本名・長谷川辰之助。外交官を志してロシア語を学んだ後、日本近代小説の幕開けとなる『浮雲』を執筆。ロシア文学翻訳者としても大きな功績を残した 葉山嘉樹（ハヤマヨシキ） 1894ー1945。福岡県生まれのプロレタリア作家。獄中で執筆した『淫売婦』で注目を浴びる。その後中津川に移住して作家活動を続け、第二次大戦末期には満州開拓団に参加した（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 大根の葉（壺井栄）／出産（二葉亭四迷）／子を護る（葉山嘉樹） 目が見えぬ妹の世話で自分を構ってくれぬ母に、健はご機嫌ななめ。親子の情愛にほのぼのと心温まる、壺井栄『大根の葉』。「一大事！家内が産の気が附いたようだという」ー産婆の言うがまま、唸る産婦にたじろぎながらただ待つしかない男親。小さき者への愛情が見事に描かれた、二葉亭四迷『出産』。越してきた僻村で子供が病気に。背負ったわが子に懸命の声をかけ、「私」は峠の向こうの診療所へひた走る（葉山嘉樹『子を護る』）。子を思う親の心、親を思う子の心、いつの世も変わらぬ無償の愛。 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・た行 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・は行 人文・思想・社会 文学 文学全集 文庫 小説・エッセイ

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著：壺井栄　著：二葉亭四迷　著：葉山嘉樹
出版社：ポプラ社
発行年月：2011年04月
シリーズ名等：百年文庫　７３
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