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眼の神殿 ――「美術」受容史ノート (ちくま学芸文庫)
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「美術」受容史ノート ちくま学芸文庫 キー30ー1 北澤 憲昭 筑摩書房メノシンデン キタザワ ノリアキ 発行年月:2020年12月14日 予約締切日:2020年10月23日 ページ数:464p サイズ:文庫 ISBN:9784480510235 北澤憲昭(キタザワノリアキ) 1951年生まれ。美術評論家、美術史家。武蔵野美術大学客員教授、女子美術大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 状況から明治へ/第1章 「螺旋展画閣」構想(洋画史の舞台ー高橋由一の画業=事業/快楽の園の螺旋建築ー「螺旋展画閣」構想/水と火の江戸ー建設地について ほか)/第2章 「美術」の起源(文明開化の装置ー博物館の起源/美術への胎動ー博覧会の創始/「美術」の起源ー翻訳語「美術」の誕生 ほか)/第3章 「美術」の制度化(建築=制度への意志ー明治一四年の由一(一)/天の絵画ー明治一四年の由一(二)/“つくる”論理ー『美術真説』のフェノロサ ほか)/終章 美術の終焉と再生ー日本語「美術」の現実 明治洋画の開拓者・高橋由一が構想し、遂に未完に終わった「螺旋展画閣」(1881年)。時代の力動を体現するこの構想は、あるひとつの言葉、「美術」の生成と軌を一にしていた。由一の事業着想の背景、博覧会・美術館・美術学校など諸制度の誕生、フェノロサと国粋主義運動…。入念な史料分析によって、官製訳語がいかにして成立し、定着=規範化していったか、その過程が明るみに出される。鮮烈なまでに露わとなるのは、「美術」という言葉が紛れもなく時代の分水嶺を象っていたことだ。制度論の視覚から結晶化していく概念史。それは、以降の美術史研究を一変させた。第12回サントリー学芸賞受賞。 本 文庫 人文・思想・社会
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著:北澤憲昭
出版社:筑摩書房
発売日:2020年12月
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