ドキュメント　北海道路線バス 地域交通　最後の砦

地域交通　最後の砦 筑摩選書　0300 椎橋 俊之 筑摩書房ドキュメント　ホッカイドウロセンバス シイハシ トシユキ 発行年月：2025年03月14日 予約締切日：2025年03月13日 ページ数：320p サイズ：全集・双書 ISBN：9784480018182 椎橋俊之（シイハシトシユキ） 1951年、東京・本郷生まれ。自動車雑誌の編集長を経て独立し、ライター、編集者として鉄道や自動車の評論活動に携わる。2021年「鉄の馬と兵ども」ほか一連の著作に対して島秀雄記念優秀著作賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第一章　真冬の路線バスー過酷な気象条件のなか北を目指す／第二章　自然とのきびしい闘いー今日も走る国鉄代替バス／第三章　生活バス路線を守るー道東・中標津町の闘い／第四章　道北を走る長距離都市間バスー札幌〜枝幸298km、5時間半の旅／第五章　日本最北のバス路線ー宗谷バスを走らせる人たち／第六章　人手不足社会への試行ー自動運転バスはどこまで進化するか／第七章　DMVとBRTーバスの可能性を広げる試み／第八章　イギリスのバス復権ー徹底したバス優先施策で利用客を呼び戻す／第九章　続く路線バス運営の試練ーコロナ禍と2024年問題／終章　バス運転手不足への提言 鉄道廃線を引き継いだ北海道の路線バスは、過疎化や少子高齢化により危機に瀕している。自然環境もきびしく、冬の日本海沿いでの運行は突風、ホワイトアウト、猛吹雪で困難を極めるが、運転手は高度な運転技術と旺盛な使命感で日々闘っている。バス輸送の現場はいかなる問題に直面しているのか。運行管理者、運転手の生の声を徹底取材。DMV、BRTの現在や、イギリスのバス復権の動きも調査し、バス2024年問題や運転手不足への対策に向けた提言も行う。 本 ビジネス・経済・就職 産業 運輸・交通・通信