道元禅の参究

杉尾玄有 春秋社（千代田区）ドウゲン ゼン ノ サンキュウ スギオ,ゲンユウ 発行年月：2015年10月23日 ページ数：619p サイズ：単行本 ISBN：9784393152294 杉尾玄有（スギオゲンユウ） 1928年、福岡県生まれ。1953年、九州大学大学院倫理学専攻修了。福岡県立京都高等学校教諭等を経て、1959年、山口大学倫理学部講師に就任。1972年、同大学教授に昇任。1991年、同大学を退官。同年、山口大学名誉教授。2012年11月、逝去。正四位・瑞宝中綬章受章（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　『正法眼蔵』の編集の課題（道元禅参究序説ー原事実の発見／道元禅の参究　ほか）／第2章　道元の伝記の諸問題（御教示仰ぎたき二問題ー「面授時脱落」のこと及び『普勧坐禅儀』の書風のこと／源実朝の入宋企図と道元禅師　ほか）／第3章　『正法眼蔵』の本文研究（『正法眼蔵』注解書批判の試みー『有時』の巻を例として／道元における「三界唯心」の意義ー観念論的『眼蔵』解釈批判　ほか）／第4章　道元と文学・語学（実朝から道元へー太宰治を巡って／『傘松道詠』「春は花」一首考ー道元の新古今歌壇批判　ほか） 世界の根源的な成り立ちの真相は、道元の言葉を透過して、われわれの開眼を迫るーいまもなお多くの研究者から支持され、生涯をかけて「道元の哲学（道元禅）」を追究しつづけた著者の集大成。 本 人文・思想・社会 宗教・倫理 仏教

杉尾　玄有　著
春秋社
2015年10月