コロナの憲法学

大林　啓吾 弘文堂コロナノケンポウガク オオバヤシ　ケイゴ 発行年月：2021年03月11日 予約締切日：2021年01月27日 ページ数：290p サイズ：単行本 ISBN：9784335358715 大林啓吾（オオバヤシケイゴ） 慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。博士（法学）。現在、千葉大学大学院専門法務研究科教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　コロナ対策の比較憲法的分析（アメリカーロックダウンの憲法問題／イタリアー政府の「法律」による権利制限／韓国ー5つのソーシャルディスタンス／香港ー柔軟かつ迅速な施策）／第2部　緊急事態宣言の比較憲法的分析（アメリカー支援型の緊急事態宣言／イタリアー行政への権限付与のための緊急事態宣言／ドイツーワイマールの教訓と「緊急事態」の議会的統制／フランスー新たな法律上の「緊急事態」の創設／ニュージーランドー予防国家の緊急事態法制）／第3部　コロナ禍の人権問題（休業補償の憲法問題ー憲法上「補償」は義務づけられるのか／コロナ禍のデモ（1）（アメリカ）ーコロナ禍における抗議活動は禁止されるべきなのか／コロナ禍のデモ（2）（イギリス）ー規制は伝統的な憲法原理を侵害するものだったのか／礼拝規制と信教の自由ー買い物に出かけるのは認めるのに礼拝を禁止することは信教の自由を侵害するか／教育を受ける権利への影響ー憲法は「学校に通う権利」と「学校に通わずに教育を受ける権利」を保障しているか／大学の運営・教育に関する諸問題ー大学における自治や学びは保障されているか／感染拡大防止とプライバシー保護ー情報通信技術を　利用した感染拡大防止をどう制御するか）／第4部　コロナ禍の統治問題（政治家と専門家の関係ー政権は医学専門家に主導権を握られたのか／リモート裁判ー裁判の公開性はリモート手続によって確保されるのか／リモート国会ー物理的な出席は憲法が求めるものなのか） 各国の緊急事態宣言やさまざまな新型コロナ対策の比較憲法的検討にくわえ、人権や統治領域でコロナ禍がもたらす憲法問題を考察する。 本 人文・思想・社会 法律 法律

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編：大林啓吾
出版社：弘文堂
発行年月：2021年03月
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