国宝の政治史: 「中国」の故宮とパンダ

「中国」の故宮とパンダ 家永　真幸 東京大学出版会コクホウノセイジシ イエナガ マサキ 発行年月：2017年08月31日 予約締切日：2017年08月30日 ページ数：352p サイズ：単行本 ISBN：9784130261562 家永真幸（イエナガマサキ） 1981年東京都生まれ。2004年東京大学教養学部卒業。2012年東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。現在、東京医科歯科大学教養部第二外国語分野准教授。博士（学術）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 1　中国の近代国家建設と国宝形成（ミュージアム概念の受容ー清末中国における「博物館」（一八四〇年代ー一九〇〇年代）／「保護」の思想と歴史の継承ー清朝皇室コレクションの「博物館」化（一九〇〇年代ー一九二八）／文物の移動と「国宝」化ー南京国民政府による接収と「故宮文物」形成（一九二八ー一九四九）／近代的シンボルの創出ー南京国民政府期における「パンダ外交」の形成（一九二八ー一九四九））／2　分断国家の国宝をめぐる中台関係の展開（国際冷戦体制下の文化内戦ー故宮文物をめぐる国共対立の展開（一九四九ー一九七二）／文化内戦の脱冷戦化と国際レジーム化ー中華人民共和国による「パンダ外交」の継承（一九四九ー二〇一一）／分断の解消、肯定、迂回をめぐる力学ー「台湾化する台湾」における中国国宝問題（一九七二ー二〇一六）） 本 人文・思想・社会 歴史 世界史

出版社名：東京大学出版会
著者名：家永真幸
発行年月：2017年08月
キーワード：コクホウ ノ セイジシ、イエナガ,マサキ