日本を解き放つ

小林　康夫 中島　隆博 東京大学出版会ニホンヲトキハナツ コバヤシ　ヤスオ ナカジマ　タカヒロ 発行年月：2018年02月04日 予約締切日：2018年02月03日 ページ数：424p サイズ：単行本 ISBN：9784130130974 小林康夫（コバヤシヤスオ） 青山学院大学特任教授、東京大学名誉教授。1950年生まれ。専門は表象文化論、現代哲学 中島隆博（ナカジマタカヒロ） 東京大学東洋文化研究所教授。1964年生まれ。専門は中国哲学、比較哲学。主な著書に『共生のプラクシスー国家と宗教』（東京大学出版会、2011年、和辻哲郎文化賞受賞）などがある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　“ことば”を解き放つ（複合言語としての日本語ー空海『声字実相義』／先人とともに哲学するートマス・カスリス『日本哲学小史』）／第2部　“からだ”を解き放つ（受け継がれる芸ー世阿弥『花鏡』／「自然」ではなく「作為」をー丸山眞男「近世日本政治思想史における「自然」と「作為」」）／第3部　“こころ”を解き放つ（近代の衝撃を受け止めた“こころ”ー夏目漱石『こころ』／民衆のための学ー森鴎外『大塩平八郎』）／第4部　日本から世界へ（せめぎあう異形のなかに自分を見出すー武満徹『樹の鏡、草原の鏡』） 空海、世阿弥、徂徠、漱石、鴎外、そして丸山、武満ー世界の哲学者と対話を重ねてきた2人が、“ことば”・“からだ”・“こころ”の重要テクストを読み解きながら、“日本”を縦横無尽に語る。 本 人文・思想・社会 社会 社会学 エンタメ・ゲーム サブカルチャー