ファウスト（一） (新潮文庫)

新潮文庫　ケー1ー3　新潮文庫 ゲーテ 新潮社ファウスト1 ケエテ 発行年月：2010年02月 ページ数：384p サイズ：文庫 ISBN：9784102015032 ゲーテ（Goethe,Johann Wolfgang von） 1749ー1832。ドイツ、フランクフルトに生れる。ライプツィヒ大学で法律を学び、弁護士を開業。1774年、ドイツ帝国最高法院で実務を見習った時の恋愛を材にとった『若きウェルテルの悩み』を発表し一躍その文名をとどろかせた。その後も精力的に詩集、戯曲、小説を発表。招聘されたワイマル公国では大公に信を得て大臣から内務長官、そして、宮廷劇場総監督として活躍した。今なお世界中の芸術家、思想家に影響を与え続ける不朽の名作『ファウスト』を1831年、着想から実に60年の歳月を費やして完成させた 高橋義孝（タカハシヨシタカ） 1913ー1995。東京生れ。東大独文科卒。九大、名大、桐朋学園大等で独文学教授を歴任。翻訳の他、評論、随筆でも高い評価を得た。『森鴎外』（読売文学賞）等著書多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 世界の根源を究めようとする超人的欲求をいだいて、ファウストは町へ出る。理想と現実との乖離に悩む彼の前に、悪魔メフィストーフェレスが出現、この世で面白い目をみせるかわりに、死んだら魂を貰いたい、と申出る。強い意志と努力を信じる彼は契約を結び、若返りの秘薬を飲まされて、少女グレートヒェンに恋をするがー前後六十年の歳月をかけて完成された大作の第一部。 本 人文・思想・社会 文学 戯曲・シナリオ 文庫 小説・エッセイ