霧の犬: a dog in the fog (岩波現代文庫 文芸 文芸331)

a dog in the fog 岩波現代文庫　文芸331 辺見 庸 岩波書店キリノイヌ ヘンミ ヨウ 発行年月：2021年02月18日 予約締切日：2021年01月10日 ページ数：270p サイズ：文庫 ISBN：9784006023317 辺見庸（ヘンミヨウ） 1944年宮城県石巻市生まれ。70年共同通信社入社、北京特派員、ハノイ支局長、外信部次長などを経て96年退社。78年中国報道により日本新聞協会賞受賞、87年中国から国外退去処分を受ける。91年『自動起床装置』で芥川賞、94年『もの食う人びと』で講談社ノンフィクション賞、2011年詩文集『生首』で中原中也賞、12年詩集『眼の海』で高見順賞、16年『増補版1★9★3★7』で城山三郎賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） カラスアゲハ／アプザイレン／まんげつ／霧の犬ーa　dog　in　the　fog 霧を吸い、吐き出す街。無蓋列車で運ばれる戦車と、鯨骨のバリケード。割れる男、足を洗う女、消えた整体師、恐怖党員、老いた彫り師、隻眼の不審者ー符号と化した人びとの間を、三本肢の犬が霧を縫って歩く。九十五の断片を連ねる異様な表題作のほか、交合する男女がある殺人の記憶を語りあう「カラスアゲハ」、刑吏の視点から“できごと”を眺める「アプザイレン」など、終末の風景、滅びの日々を描く中短編四作。 本 小説・エッセイ ノンフィクション 文庫（ノンフィクション） 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・は行 文庫 小説・エッセイ 文庫 人文・思想・社会

著：辺見庸
出版社：岩波書店
発行年月：2021年02月
シリーズ名等：岩波現代文庫　文芸　３３１
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