日本近世書物文化史の研究

横田　冬彦 岩波書店ニホンキンセイショモツブンカシノケンキュウ ヨコタ　フユヒコ 発行年月：2018年05月31日 予約締切日：2018年04月05日 ページ数：502p サイズ：単行本 ISBN：9784000612692 横田冬彦（ヨコタフユヒコ） 京都大学名誉教授、京都橘大学名誉教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 読者という問題／第1部　読者と蔵書形成（大坂周辺村落社会における蔵書形成ー益軒本の読者／読書の諸形態ー八尾八左衛門の場合／貝原益軒とその周辺ー地方読者の“発見”　ほか）／第2部　書物と読書（『徒然草』は江戸文学か？ー書物史における読者の立場／思索する読書／近世の出版文化と“日本”　ほか）／第3部　書物文化と近世社会（医学的な知をめぐってー医療政策と地域社会／作者・書肆・読者ー益軒と柳枝軒をめぐって） 書物流通のネットワークを担い、収集した書物を独自に体系化し、日常生活の糧として次世代に受け継いでいくー能動的に知を紡ぐ「近世の読者」の実像を、蔵書という宇宙から描き出す。 本 人文・思想・社会 雑学・出版・ジャーナリズム 図書館・書誌学 人文・思想・社会 歴史 日本史