Pyramid Strings ピラミッド・ストリングス [2426] Gold Electric

PYRAMID EB-Gold .040-.100 short scale chrome-nickel flatwounds Strings" 深みのある音色とパンチ、そしてロングライフを兼ね備えた、「ベース・マジック」と呼ぶにふさわしいベース弦です。その高品質は、1956年にヘフナーがヴァイオリン・ベースを発売した時に、レファレンス・ゲージに指定された事で証明されています。その極めて音楽的で張りのある響きは、1950〜60年代のロック・ブルース・カントリーはもちろん、モダンな音楽まで、あらゆるジャンルにマッチするでしょう。 ＜ゲージ＞ ■Short scale set / .040-.100＜Pyramid Strings＞ ピラミッド・ストリングス（Pyramid Strings）の歴史は、1850年当時のオーストリア・ハンガリー帝国領だったシェーンバッハ（Schonbach、現ハンガリー）に拠点を構えた、オスマネク・ムジークインストルマン・ウンド・ザイテンファブリク（オスマネク楽器および楽器用弦製作工房）に端を発します。紡績業の大工場主だったアントン・オスマネク（Anton Osmanek）が、楽器と音楽用アクセサリーの流通業へと趣旨を変え、創立されました。また、楽器流通の傍ら、紡績技術のノウハウを使ってヴァイオリン弦を自主開発。その高品質が見本市などで人々の目に止まり、広く認められる事となりました。第一次大戦によって、東欧諸国は国内外市場に大きな痛手を受けました。オスマネク社は、カール・ヤンガー（Karl Junger）の主導のもと、楽器用弦と楽器の製造に特化した会社として生まれ変わります。しかし、第二次世界大戦によって再びオスマネク社は業務停止の危機に直面します。状況打開のため、同社はドイツのバヴァリア地方・エルランゲンにほど近いブーベンロイト（Burbenreuth）に移転し、1948年、バラック小屋で細々と製品製造を再開しました。ひとかどの工場を構え、再び業務が軌道に乗るには、それからさらに8年以上を要しました。カールとノルベルト・ヤンガー（Norbert Junger）の努力、そして国内外の多くのユーザーの支持により、オスマネク社は立ち直り、カール・ヤンガー・ザイテンファブリクと社名を変えます。チューニングパイプ製造業者だったレオポルド・ミューラー（Leopold Muller）がスタッフに加わり、製造品目は次々と拡大していきます。現在ではマックス・ヤンガー（Max Junger）のマネージメントの元に、ピラミッド・ブランドの製品は世界100カ国以上で愛用されています。パッケージに連綿と受け継がれる、ピラミッドのトレードマーク。それこそピラミッド・ストリングスが世界に認められている所以、高品質と良質なサービスの証しなのです。 ＜ピラミッド・ギター・ストリングスの特徴＞ ピラミッド・ストリングスはクラシカルからモダン、東西の民族音楽に至るまで、90種類以上の楽器に適応する専用弦を開発製造しています。また、素材や構造の違いによって、さらに細かなバリエーションを取り揃えています。エレクトリックギター＆アコースティックギター及びベースギター用金属弦に関しても、フラットワウンド／ラウンドワウンド・6弦用／12弦用・各種スケールに適応したゲージサイズを、多種多様に選択可能です。また金属素材も、プレーンスチール・ニッケルプレーテッドスチール・ピュアニッケル・ピュアブロンズ・フォスファーブロンズ・80/20ブロンズなど、音色やタッチの好みに合せて、多彩な選択肢が用意されています。何れの製品にも共通するのは、厳選されたマテリアルを、熟練の技術で加工した高品質。目新しさに踊らされることない、長年の経験に裏打ちされた技術は、その高い信頼性に生かされています。例えば、巻き線の芯に六角断面の鋼材を使うのが1950〜60年代以降ポピュラーになっていますが、ピラミッドではあえて丸断面の鋼材を一部のモデルに使用し続けています。なぜなら、それが160年に及ぶピラミッドの歴史の中で付き詰められてきた最良の選択だからです。力強い響きと正確なピッチ。最高の音色がいつまでも持続するロングライフ。世界に認められたピラミッドの品質を、ぜひお確かめ下さい。ピラミッドの各種ゲージは、長期間の使用でも衰えることのない、明確で音楽的な響きが特徴。プレーン弦や巻き弦の芯材は、世界最高の品質を誇るスウェーデン鋼のスチールを使用。巻き弦は高品質の素材を1本1本手巻きして作られ、音色を損なうような加工 --- 酸性の薬品による表面の洗浄や研磨など --- は、一切施されていません。それにより、各金属本来の自然な響きと、各弦ごとの明快な分離感が得られるのです。