古典に学ぶ現代世界[ 滝田洋一 ]

＜p＞チャペック『ロボット』から、オルテガ『大衆の反逆』まで名著の中に問題解決の道を探す。AIと超高齢化、ポピュリズムと全体主義、権力の偏重とタテ社会、人情と情緒、外交と経済運営ーー。長きにわたって読み継がれてきた古典は、私たちが抱えている課題解決へのヒントになる。ジョージ・オーウェル、有吉佐和子…数々の名著を現代の視点から読み解く。「日経BOOKプラス」の好評連載を大幅加筆。＜/p＞ ＜p＞【目次】＜/p＞ ＜p＞I　描かれていた未来＜br /＞ 　ジョージ・オーウェル『動物農場』ーー全体主義は私たちの中にある／カレル・チャペック『ロボット　PUR』ーー「生きた機械」は人を幸福にするか　ほか＜/p＞ ＜p＞II　戦争とポピュリズム　＜br /＞ 　クラウゼヴィッツ『戦争論』ーー新訳で知る戦争のリアル／中江兆民『三酔人経綸問答』ーー理想と現実の間に道はあるか　ほか＜/p＞ ＜p＞III　日本社会への眼差し　＜br /＞ 　福沢諭吉『文明論之概略』ーー権力の偏重は経済もダメにする／中根千枝『タテ社会の人間関係』ーーウチとソトが作り出す序列意識　ほか＜/p＞ ＜p＞IV　政治家が挑んだ課題＜br /＞ 　勝海舟『海舟語録』ーー「みんな敵がいい」トップに忖度せず我を貫く胆力／岡義武『山県有朋』ーー明示日本を背負った強権政治家が守ろうとしたもの　ほか＜/p＞ ＜p＞V　ビジネスを切り開く＜br /＞ 　アンドリュー・カーネギー『カーネギー自伝』ーービジネスは社会あってこその活動である／渋沢栄一『論語と算盤』ーーお金はよく集め、よく使いなさい　ほか＜br /＞ 　＜br /＞ VI　経済学の巨人の教え＜br /＞ 　アダム・スミス『国富論』ーー専門用語の縛りを解き放った名訳を味わう／ジョン・メイナード・ケインズ『ケインズ　説得論集』ーー現代に通じる洞察力　ほか＜br /＞ 　＜/p＞画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。