＜p＞＜strong＞＊この電子書籍は固定レイアウト方式で作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末での閲覧に適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。＜/strong＞＜/p＞＜p＞お菓子を入れる容器で、中身を食べた後におもちゃとして遊べるものの総称を「菓子入玩具」と言い、明治の末頃から売られていたという。ドロップの入ったブリキの自動車やサイコロ・キャラメルなどもその一種で、お菓子とおもちゃと楽しみが2倍あり、子供に根強い人気があった。中でも金平糖の入ったガラスビンは「菓子入玩具壜」と呼ばれ、明治末期から昭和初期にかけてと昭和20年代後半とに、大ブームとなった。菓子入玩具としての金平糖ビンは、日本の菓子史にひとつの文化を築いたといっても過言ではないほどの隆盛を見たが、今ではほとんど忘れ去られてしまった。＜/p＞＜p＞金平糖ビンは壊れやすいガラスやセルロイドで作られていたため、現存するものは少なく、骨董市でも掘り出し物となっている。本書では、金平糖ビンの日本一のコレクター栗原英次氏と日本一の駄菓子グッズ・コレクターの第一人者・入山喜良氏の愛蔵品を公開する。金平糖ビンはもちろんのことニッキ水のビン、ペロペロと呼ばれる砂糖菓子の容器など、ノスタルジックなガラスビンも合わせて取り上げ、奥行きと陰影のある美しい写真で紹介する。これぞ"ガチレトロ"な魅力満載のビジュアルブック。＜/p＞＜p＞＜strong＞これはイカン！　煩悩が抑えられない!!（笑）＜/strong＞＜br /＞夢と浪漫に溢れたビン達。和ガラスの蒐集家としての先輩お二人が、どれほどの労力と情熱を費やしたことでしょう。お二人への僅かな嫉妬と、あまたの尊敬と敬意の念に堪えません。ここに【和ガラス類、駄菓子屋科】のバイブル誕生です。坂崎幸之助（THE ALFEE）＜/p＞＜p＞◎Contents＜br /＞菓子入玩具について＜br /＞ガラスと金平糖の遭遇＜/p＞＜p＞1.思い出の花電車＜br /＞翼の色は火の鳥＜br /＞隅田川で見る夢＜br /＞やっとこ、やっとこ繰り出した＜br /＞赤い色は疫病退散の願い＜br /＞となりのみよちゃん＜br /＞モダンガール＜br /＞日本一の桃太郎＜br /＞よみがえった金太郎＜br /＞江戸の福の神＜br /＞キューピー玉乗り＜br /＞餅つきウサギ＜br /＞たぬきを訪ねて三千里＜br /＞猫の大道芸＜br /＞名所巡りのバス＜br /＞文明の光＜/p＞＜ol start="2"＞＜li＞＜/li＞＜/ol＞＜p＞乗り物＜br /＞武器＜br /＞時計＜br /＞水筒＜br /＞ひょうたん＜br /＞ボトル＜br /＞スポーツ＜br /＞文明の利器＜br /＞楽器＜br /＞灯火器＜br /＞植物＜br /＞動物＜br /＞人形＜br /＞不定形＜br /＞輸出物＜br /＞セルロイド＜br /＞袋・箱＜br /＞昭和30年以降＜br /＞ペロペロ＜br /＞飲料ビン＜br /＞その他の菓子入玩具＜br /＞用途不明＜/p＞＜p＞昭和26年頃、金平糖工場の様子＜br /＞最後の金平糖ビン製造者＜br /＞たぬきの金平糖ビンを作った男たち＜br /＞金平糖の履歴書＜br /＞金平糖の産業革命＜br /＞金平糖ができるまで＜br /＞大人の金平糖、子供のコンペイトウ＜br /＞金平糖の角看板＜br /＞ペロペロ物語＜/p＞＜p＞◎資料編＜br /＞金平糖掛物番付表＜br /＞明治時代の引札＜br /＞江戸時代の木箱＜br /＞金平糖掛菓子類販売所の木製看板＜br /＞業界誌＜br /＞広告・カタログ＜br /＞金平糖クロニクル＜br /＞解説庄司太一＜/p＞画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。※切り替わらない場合は、こちらをクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。