黒染染一筋の伝統工芸士が染める喪服伝統工芸士草木染

長浜縮緬　喪服　伝統工芸士草木染 ◇商品内容 ・表地　長濱変り三越縮緬　絹100％　1反 ・裏地　長濱変り三越縮緬　絹100％　共八掛 ・裏地　福井産正絹羽二重胴裏　絹100％　1枚 1050g（生地巾38cm×16m：共八掛） 草木染 ◇生地品質 ワンランク上の上質の肌さわり高級生地です ◇色目 染色は、黒染めの技法を代々守り続けてこられた　伝統工芸士　藤崎　勝治氏です。伝統工芸士というのは、よくある自称なのかと思われるかも知れませんが、通産省に認定されないと名乗れない名称です。肩書きはともかく。氏はただ、伝統的な技法を守りつづけるのではなく、日々新たな技法を研究し、”黒”という色彩の奥の深さを見せ付けてくれます。 単純に”黒”といってもその種類は多く、染めの技法と生地の組み合わせによっては、限りなく多彩な発色をします。漆黒の黒などという表現は、繊細な日本人ならではの感覚といえるのではないでしょうか。黒は、ただ単に黒ければ良いというものではなく、上品で自然であって初めて美しい黒と呼べるのでしょう。黒染師は、黒色のみを染めつづけることだけで美しさを表すのです。 琵琶湖の東、滋賀県長浜市産の縮緬織の生地です。多くの人は、丹後縮緬は、知ってるが長浜はあまり知らない人が多いです。私たちの間では「ハマの生地」と言って大変重宝しています。 それは、品質にムラがなく常に高品質ということを誰もが知っているからです。長浜の人達の多くは、堅実で真面目な印象を私は、持ちます。同じ値段なら”ハマ”を薦めるのというのは、消費者のかただけではなく、売るほうも安心だからなのでしょう。 この紋付の生地は、そのなかでも通産大臣賞に何度も受賞されている機屋さんの生地でしっかり重さがあります。”ハマの1キロ”というのですが。正直申しますと紋付として1kgというのは着用した時、重たく着物を良く知られる方ですと、嫌な顔をされる方もいらっしゃいます。 品質をアピールする為に”1kgも絹を使っている"と言うセリフを言う風潮がありますが、本来着物は服ですので、重さを主張するのは、見当違いで着易さが求められるべきです。 ですが、この生地は、1kgあるにも関わらず、重さをあまり感じさせることなく、しっかりとした高級感を備えたまれな生地といえます。 植物を染料に加えて染色すると、深い黒に発色し生地がしなやかになります。申し分のない黒色。日本人の肌に合いやすい茶味の黒です。 汗を吸い取った繊維には、皮膚や衣装に棲息する細菌が増殖して、いやな匂いを発生させます。また、カビの温床にもなります。草木鉄線染で染められた紋付は、旧通産省の指導によって結成された。繊維製品衛生加工協議会の厳しい審査をパスした特殊ガード加工（登録番号1854482）が施され、房油・防水・防塵・防カビ・帯電防止で絹を保護しております。 ◇注記 在庫切れの場合は、受注製作をいたします。 2−3週間のお時間を頂戴いたします。