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TB-3が廃盤になり、TB-3Lになりました。台湾製で以前のモデルより品質がよくなっています。 正直以前の房の部分はすごく貧弱でしたが今回のは見た目も良いです。従来品と同スペックではありますが、鳴り(響き)・吹きやすさにも違いがでています。 ねじ込み式のマウスピースを採用しています。ねじ込み式とは元来、信号ラッパを使用していた火事場や戦場でマウスピースが落下し演奏不能になることを防ぐ為の構造です。 抜き差し式チューニング管(中継管)です。つまみネジで素早くチューニング&固定が可能です。       昔から色々なことに用いられてきた信号ラッパ。   懐かしい方もいるのではないでしょうか。軍隊や消防団、自衛隊、などの合図や信号に使われています。最近はお祭りなどでも使用されているようです。   3つ巻は2つ巻に比較すると音が比較的出しやすくてお勧めです。ピストンなどの音程を変える箇所は付いていないため、出せる音は自然倍ド、ソ、ド、ミ、ソ、ドとなります。トランペットの何も押さえない状態と同じです。   マウスピースだけで音階が全て出せるベテランの方にはとても色々な曲が演奏できるかもしれませんね。   お値段もお手頃なことからトランペットには手が出せない...という方やお子様へのお遊びにとご購入される方もおられます。といっても今やトランペットでも1万円ちょっと出せばご購入いただけるのでトランペットの方がおすすめですが...     信号ラッパは「管楽器」とは需要が異なりますので、ヤマハなど一般的管楽器メーカーではあまり製造されておりません。   品質の高いものとしては「ヤマト」というブランドなどがあります。価格は4、5万といったところでしょうか。   需要が特殊ですので、メーカーの種類もあまりありませんが、同価格帯でいうとJマイケルとマックストーンでお悩みの方も多いと思います。   少し違いをご紹介させていただきますと、信号ラッパはつくりがシンプルですので、品質という面では大差はそうないと思われます。(個人差あり)   少し値段が高いJマイケルについては仕上げもそうですが、房など見た目的な部分で少し良いと思います。     大きな違いとして、調子の違いがあります。調子といっても音楽理論的なお話になりますのであまり必要ない方もおられるかもしれません。  ATR-150Aは「G調」   こちら、TB-3は「F♯調」で製造されています。(基準ピッチA=435Hz当時のG管の響きを再現。)   掘り下げると19世紀の歴史的背景も関与しているという言われもあるようですのではっきりしたことは分かりませんが、   当時の基準ピッチが435Hzだったりしたことから違うピッチの楽器となっているのかもしれませんね。(近年のオーケストラでは多く445Hzを基準とされている場合が多いです。) こういった楽器はマウスピースと口の形、吹き方などでピッチを調節しますが、   この2つの楽器を同じように吹いても少し音程が違うと思っていただくと良いと思います。   実際ご使用される場合、オーケストラのようにシビアにピッチを必要とする使い方ではないと思いますがご参考にされてみて下さい。     MAXTONE TB-3L マックストーン 3つ巻 信号 ラッパ ■三巻 信号ラッパ 楽器 ラッパ ■調子:F♯調 ■サイズ:310mm ×185mm×φ128mm(ベル径) ■重さ:本体 約560g、ケース 約240g ■仕上げ:ゴールドラッカー仕上げ ■セット内容:本体、マウスピース、キャリングケース※細かい仕様が画像と異なる場合がございます。

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