ZDP189　包丁　柳刃　九寸　

刃物の街、大阪・堺の職人が最新の粉末合金鋼ＺＤＰ189で作った包丁です。ZDP189の包丁は、これまでプロの料理人、板前など、ごく限られた人にのみに供給されていました。一度使うと他の包丁には戻れないほど切れ味はあくまでも鋭く、繊細で、その切れ味は永遠のごとく、優れた刃持ちを誇ります。
刺身などの高価で柔らかい食材、手で押さえて切ることが出来ない魚卵などの食材、脂分が多くて刃が立ちにくく、さらに材料の肉目が際立ったような食材など、あらゆるものを最初の一切りで細胞の単位までスパッと切ることが求められます。このZDP189包丁ならそれら全ての要望を満たすことが出来ます。
また、砥いでは使い、使っては砥ぐを何度も繰り返す一般の和鋼包丁に比べて、圧倒的な刃持ちの良さがあり、錆びに関しても安心して扱えるため彼らにとってはたとえ高価でも手に入れたい包丁です。これはプロの料理人でなくとも、趣味で料理をされる方にも大変魅力的な包丁であることに違いありません。未だに少量のみの生産となっていますが、自信を持ってお勧めできる逸品です。刃のアップの写真では職人の手砥ぎの様子が見て取れます。