『Subsequence』のタグラインは「Arts & Crafts for the Age of Eclectic」。意味は「"折衷"時代のアーツ&クラフツ」。 世界中の工芸と文化にまつわるトピックを幅広く取り上げ、編集制作に国内外のスタッフを迎え実験的なプロジェクトとして2019年3月に創刊。 2019年11月の第2号発売に続き、待望の第3号となります。 特定の読者ターゲットを設けず創造的な人生・文化的な暮らしに興味を持つすべての方へ向けて、じっくりとかつ気ままに未知の世界をさまよい歩くような読書の楽しみを提供したいという、創刊号から続く想いが今号も込められています。 巻頭エッセイは、坂口恭平、イ・ラン、ポスタルコのディレクターであるマイク・エーブルソンなどが執筆、映画「ジェリーフィッシュ」の監督エトガル・ケレットによる書き下ろし掌編も収録。 建築家リチャード・ノイトラの名作住宅を中村ヒロキが復元するプロジェクトのリポートや、建築家ブルーノ・タウトが高崎に遺した「竹皮編み」についての取材記事など、コロナウィルスの影響がある中で過去最多168ページの読み応えのある1冊です。