その犬の名を誰も知らない／嘉悦洋／北村泰一

著者嘉悦洋(著) 北村泰一(監修)出版社小学館集英社プロダクション発売日2020年02月ISBN9784796877923ページ数341Pキーワードそのいぬのなおだれもしらない ソノイヌノナオダレモシラナイ かえつ ひろし きたむら たい カエツ ヒロシ キタムラ タイ9784796877923内容紹介一九六八年二月、南極・昭和基地近くで、一頭のカラフト犬の遺体が発見された。それは、あの奇跡の生還を果たしたタロ、ジロとともに昭和基地で生き延びていた、知られざる“第三の犬”だった。第一次南極越冬隊に「犬係」として参加し、帰国一年後の第三次越冬隊でタロジロとの再会を果たした唯一の隊員、北村泰一氏は、遺体発見から十四年も経ってから初めてその事実を知らされる。なぜ“第三の犬”は誰にも知られることなく歴史に埋もれてしまったのか？はたして犬の正体は？封印された“第三の犬”の正体が判明したとき、タロジロ奇跡の生還をめぐる最大の謎が解き明かされる—。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次序章 再始動—二〇一八年/第1章 南極へ—一九五五年九月〜一九五七年二月/第2章 越冬—一九五七年二月〜一二月/第3章 絶望—一九五七年一二月〜一九五九年三月/第4章 検証—二〇一九年/第5章 解明—二〇一九年