共生の思考法 異なる現実が重なりあうところから [ 塩原　良和

異なる現実が重なりあうところから 塩原　良和 明石書店キョウセイノシコウホウ シオバラ ヨシカズ 発行年月：2025年04月28日 予約締切日：2025年04月27日 ページ数：376p サイズ：単行本 ISBN：9784750359243 塩原良和（シオバラヨシカズ） 慶應義塾大学法学部教授。慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程単位取得退学。博士（社会学）。日本学術振興会海外特別研究員（シドニー大学）、東京外国語大学外国語学部准教授などを経て現職。専門領域は国際社会学・社会変動論、多文化主義・多文化共生研究（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章　共生を「リコールする」ために／第1章　多文化主義／多文化共生の批判的再考に向けて／第2章　同化とは、分断でもあるー同化主義としての「共生」（1）ー／第3章　日本人とは誰のことか（1）ー「日本人」の社会的構築ー／第4章　日本人とは誰のことか（2）ーマジョリティ性と「テストする権力」ー／第5章　同化主義は、失敗するー同化主義としての「共生」（2）ー／第6章　生きづらさの遍在からマイノリテイの排除へー排外主義としての「共生」（1）ー／第7章　マイノリティの排除から暴力の遍在へー排外主義としての「共生」（2）ー／第8章　「難民」とは誰のことかー共生の越境論的転回（1）ー／第9章　「移民」とは誰のことかー共生の越境論的転回（2）ー／第10章　多文化共生から「違う世界を生きている人々の共生」へー共生の存在論的転回に向けて（1）ー／第11章　生きる／考えることとしての対話ー共生の存在論的転回に向けて（2）ー／第12章　つながりとしての共生ー共生の存在論的転回に向けて（3）ー／終章　より良くつながる／生きるための政治 多文化共生から多現実主義へー分断の時代に求められる他者とつながるための発想の転換。「共生」概念を根本から問いなおす画期的論考。 本 人文・思想・社会 社会 社会学 エンタメ・ゲーム サブカルチャー