石油が国家を作るとき 天然資源と脱植民地化 [ 向山直佑

天然資源と脱植民地化 向山直佑 慶應義塾大学出版会セキユガコッカヲツクルトキ ムコヤマナオスケ 発行年月：2025年01月27日 予約締切日：2025年01月26日 ページ数：296p サイズ：単行本 ISBN：9784766430042 向山直佑（ムコヤマナオスケ） 東京大学未来ビジョン研究センター准教授。1992年生まれ。東京大学法学部卒業後、同大学院法学政治学研究科総合法政専攻修士課程修了。2021年3月、オックスフォード大学政治国際関係学部博士課程修了（DPhil　in　International　Relations）。ケンブリッジ大学政治国際関係学部ポストドクトラルフェローを経て、現職。石橋湛山新人賞、日本国際政治学会奨励賞、佐藤栄作賞優秀賞等、受賞多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章／第1章　単独独立の理論／第2章　ボルネオ島における石油と脱植民地化ーブルネイの単独独立／第3章　ペルシャ湾岸における石油と脱植民地化ーカタールとバーレーンの単独独立／第4章　他地域における単独独立とその不在ークウェート、西インド諸島、南アラビア／第5章　天然資源の多様な影響ー歴史と比較の観点から／結論 「本来存在しないはずの国家」はなぜ誕生したのか。植民地時代の石油は、なぜ、あるはずのない国家を生み出したのか。天然資源が国家形成に与える影響について、理論的かつ体系的な説明を与える新鋭による快著。 本 人文・思想・社会 政治