鎌倉幕府礼制史 儀礼論と組織論 [ 桃崎有一郎 ]

儀礼論と組織論 桃崎有一郎 思文閣出版カマクラバクフレイセイシ モモサキユウイチロウ 発行年月：2024年12月06日 予約締切日：2024年12月05日 ページ数：616p サイズ：単行本 ISBN：9784784220885 桃崎有一郎（モモサキユウイチロウ） 1978年生。慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻後期博士課程単位取得退学、博士（史学）。武蔵大学人文学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 鎌倉幕府儀礼論・垸飯論再構築の意義と派生的諸問題／第一部　創立期鎌倉幕府の儀礼ー亠型組織の発足ー（中世武家礼制史の再構築に向けた垸飯儀礼の再検討序説ー垸飯の源流と幕府儀礼化以前の沿革ー／鎌倉幕府垸飯付帯引出物の儀礼的メッセージー終わりなき戦時と伊勢遷宮・大仏再建ー／創立期鎌倉幕府のアイデンティティ模索と礼制・法制ー公武法圏の接続と常置の将軍ー）／第二部　執権政治鎌倉幕府の儀礼ー一揆型組織への転換ー（鎌倉幕府垸飯儀礼の変容と執権政治ー北条泰時の自己規定と傍輩・宿老・御家人ー／鎌倉幕府垸飯役の成立・挫折と“御家人皆傍輩”幻想の行方ー礼制と税制・貨幣経済の交錯ー／北条時頼政権における鎌倉幕府年中行事の再建と挫折ー対話的理非究明と専制的権力の礼制史的葛藤／鎌倉幕府垸飯行事の完成と宗尊　親王立つ）／第三部　得宗専制期鎌倉幕府の儀礼ー二系列型組織への帰着ー（得宗専制期における鎌倉幕府儀礼と得宗儀礼の基礎的再検討／北条氏権力の専制化と鎌倉幕府儀礼体系の再構築ー得宗権力は将軍権力簒奪を志向したかー／鎌倉末期の得宗儀礼に見る長崎円喜・安達時顕政権の苦境ー得宗空洞化・人材枯渇・幕府保守ー）／古代・中世礼制史と鎌倉幕府論・室町幕府論の新地平の展望ー誰が、なぜ、何になろうとしたのかー 本 人文・思想・社会 歴史 日本史