「特攻」の聲 隊員と遺族の八十年 [ 宮本　雅史 ]

宮本　雅史 KADOKAWAトッコウノコエ タイイントイゾクノハチジュウネン ミヤモト　マサフミ 発行年月：2024年10月04日 予約締切日：2024年10月03日 ページ数：288p サイズ：単行本 ISBN：9784041150467 宮本雅史（ミヤモトマサフミ） 1953年、和歌山県生まれ。産経新聞社東京本社編集委員。慶應義塾大学法学部卒業後、産経新聞社入社。90年、ハーバード大学国際問題研究所の訪問研究員、90年11月ー91年12月まで、ボランティアでジョセフ・ケネディ下院議員（当時）ボストン事務所のプレス担当秘書を務める。93年、ゼネコン汚職事件のスクープで日本新聞協会賞を受賞。司法記者クラブキャップ、警視庁記者クラブキャップ、バンコク支局長、東京本社社会部次長、社会部編集委員、那覇支局長などを歴任する。特攻隊戦没者慰霊顕彰会評議員、神風特攻敷島隊五軍神愛媛県特攻戦没者奉賛会顧問。本部御殿手真武会本道場を主宰（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　出撃した者たち（最初の特攻／学徒出陣の特攻隊員／死を決断した者の「眼」／沖縄だけが見た特攻隊の最期／非常な人間ロケット／「後に続くを信ず」が問いかけるもの）／第2章　見送った者たち（終わらない終戦ー母／同じ海へ還るー婚約者／残された者の課題ー父と弟／慰霊の心の旅ー大西中将の妻）／第3章　大義に生きた者たち（楠公精神の系譜／海外の評価） 出撃前の笑顔、母が堪えた涙ー残された思いを探して。昭和19（1944）年、苦戦を余儀なくされる中で組織された必死必殺の「特別攻撃隊」。戦時中「軍神」として崇められ、戦後は戦争犯罪者と言われた隊員や遺族たちには、胸に秘め続けた思いがあった。笑顔の写真を残した荒木幸雄、農場経営が夢だった森丘哲四郎、出撃直前「湊川だよ」とつぶやいた野中五郎…自らの命を懸けた特攻隊員たちは、私たちに何を託したのか？30年以上にわたり元隊員と遺族の取材を続けてきた記者が、今だからこそ語られた証言に耳を澄ます。 本 小説・エッセイ ノンフィクション ノンフィクション(日本） 人文・思想・社会 ノンフィクション ノンフィクション(日本） 人文・思想・社会 ノンフィクション ノンフィクション(外国）