ヒトラーとドラッグ 第三帝国における薬物依存 [ ノーマン・オーラー

第三帝国における薬物依存 ノーマン・オーラー 須藤　正美 白水社ヒトラートドラッグ オーラー ストウ　マサミ 発行年月：2018年09月26日 予約締切日：2018年07月27日 ページ数：376p サイズ：単行本 ISBN：9784560096512 オーラー，ノーマン（Ohler,Norman） 1970年、フランス国境に近いツヴァイブリュッケン生まれ。作家・ジャーナリスト。『ディー・ツァイト』、『シュピーゲル』、『シュテルン』に記事を寄稿するほか、「都市三部作」で知られる小説も発表している。ドイツのゲーテ・インスティトゥートの依頼で、イスラエルのパレスチナ地区にタウンライターとして住み、人々の暮らしをリポート。パレスチナ解散機構の故アラファト議長に、最後にインタビューしたヨーロッパ人記者としても知られる 須藤正美（ストウマサミ） 1956年生まれ。東京都立大学人文学部博士課程単位取得満期退学。ドイツ文学、特にカフカをはじめとするユダヤ系文学者の作品、ドイツ人とユダヤ人の関係史などを研究。早稲田大学（2010年まで）、中央大学、明治大学、慶應大学などで講師を務める傍ら、文芸・実務翻訳に従事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　国民ドラッグ「メタンフェタミン」　一九三三年〜一九三八年（ブレイキング・バッドー帝国首都のドラッグ工房／一九世紀の序曲ー原薬物　ほか）／第2部　ジーク・ハイー電撃戦はメタンフェタミン戦なり　一九三九年〜一九四一年（証拠探しー連邦公文書館軍事記録局（フライブルク）／ドイツの軍隊はドイツの薬物を発見する　ほか）／第3部　ハイ・ヒトラー、患者Aと彼の主治医　一九四一年〜一九四四年（現地訪問ーアメリカ国立公文書記録管理局（ワシントンD．C）／ブンカー・メンタリティ　ほか）／第4部　その後の濫用ー血とドラッグ　一九四四年〜一九四五年（現地訪問ー連邦軍医科大学校（ミュンヘン）／奇跡の薬物を求めて　ほか） 「患者A」と主治医の危険な関係、大戦の命運は左右されたのか？「錠剤の形をしたナチズム」の恐るべき実態に迫る、傑作ノンフィクション！英『ガーディアン』年間最優秀図書（歴史部門）選出！ 本 人文・思想・社会 歴史 世界史