内省と遡行 （講談社文芸文庫） [ 柄谷 行人 ]

講談社文芸文庫 柄谷 行人 講談社ナイセイトソコウ カラタニ コウジン 発行年月：2018年04月12日 予約締切日：2018年04月11日 ページ数：336p サイズ：文庫 ISBN：9784062903745 柄谷行人（カラタニコウジン） 1941・8・6〜。批評家。兵庫県生まれ。1965年、東京大学経済学部卒業。67年、同大学大学院英文学修士課程修了。法政大学教授、近畿大学教授、コロンビア大学客員教授などを歴任。また批評誌「季刊思潮」「批評空間」を創刊。主な著書に『マルクスその可能性の中心』（亀井勝一郎賞）など多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 内省と遡行（主知性のパラドックス／下向と上向／知の遠近法／時と場所／作品とテクスト）／言語・数・貨幣（基礎論／形式化と現象学的還元／代数的構造ーゼロと超越／順序構造ー分裂生成）／付論　転回のための八章ー「探究」からの抄録 一九六九年、漱石論で文芸評論家として出発した著者が、『日本近代文学の起源』を経て八五年の『探究』連載を前に格闘した、哲学的評論二篇。否定に否定を重ねながら、“内部”に留まることを徹底して“内部”を自壊に導き、“外部”へ出ることをめざした本書は思想家誕生の軌跡であり、「驚くべき戦争の記録」（浅田彰）でもある。極限まで思考する凄味に満ちた名著。 本 小説・エッセイ エッセイ エッセイ 小説・エッセイ ノンフィクション 文庫（ノンフィクション）