日本中世社会の形成と王権 [ 上島享 ]

上島享 名古屋大学出版会BKSCPN_【高額商品】 ニホン チュウセイ シャカイ ノ ケイセイ ト オウケン ウエジマ,ススム 発行年月：2010年02月 ページ数：950， サイズ：単行本 ISBN：9784815806354 上島享（ウエジマススム） 1964年生。1988年京都大学文学部卒業。1993年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、京都府立大学文学部准教授、博士（文学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　新たな社会の形成と中世王権（中世王権の創出とその正統性ー中世天皇の特質／藤原道長と院政／中世宗教支配秩序の形成／大規模造営の時代）／第2部　中世王権と宗教（日本中世の神観念と国土観／中世国家と仏教／法勝寺創建の歴史的意義ー浄土信仰を中心に／“王”の死と葬送ー穢と学侶・聖・禅衆／中世神話の創造ー長谷寺縁起と南都世界）／第3部　中世王権の財政構造（経費調達制度の形成と展開／造営経費の調達／庄園制と知行国制／中世王権・国家の形成と財政構造） 新たな時代たる中世を形づくった巨大な力とは？唐帝国の衰滅を機に、10世紀から始まる中世社会・王権の形成過程を、政治・宗教文化・社会経済にわたって動態的に描き出し、中世という時代の本質を捉えた画期的労作。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史