ナチズムと歴史家たち [ ペ-タ-・シェットラ- ]

ペーター・シェットラー 木谷勤 名古屋大学出版会ナチズム ト レキシカタチ シェットラー,ペーター キタニ,ツトム 発行年月：2001年08月10日 予約締切日：2001年08月03日 ページ数：287， サイズ：単行本 ISBN：9784815804084 シェットラー，ペーター（Sch¨ottler,Peter） 1950年生／マルク・ブロック・センター（ベルリン独仏歴史研究所）主任研究員 木谷勤（キタニツトム） 現在名古屋大学名誉教授 小野清美（オノキヨミ） 現在大阪外国語大学教授 芝健介（シバケンスケ） 現在東京女子大学教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章　権力を正当化する学問としての歴史学ー1918ー1945年／第2章　敗北のあとでーワイマル共和国時代の歴史学における現代史の諸問題と右翼弁護的傾向／第3章　「修正主義的」歴史家と青年運動ーケーニヒスベルクの例／第4章　歴史、民族および理論ー『国境地域・外国在住ドイツ民族ハンドブック』／第5章　「諸民族と青年の教師」ー政治的解説者としての歴史家たち、1933ー1945年／第6章　オットー・ブルンナーー「具体的秩序」と時代の言葉／第7章　歴史学の「西方研究」ー「防衛闘争」と領土拡張攻勢のはざまで／第8章　ハイドリヒの大学教授ー「民族強化」と大量殺戮の歴史学　ハンス・ヨアヒム・バイアーの場合 戦後歴史学の起源に大きな疑問符をなげかける。アカデミックな歴史学によるナチ支配への協力の実態をはじめて描き出すとともに、歴史記述の政治性を幅広い視野から問題化して強いインパクトを与えた注目の研究。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史