大和古寺風物誌 （新潮文庫　かー3-1　新潮文庫） [ 亀井

新潮文庫　かー3ー1　新潮文庫 亀井 勝一郎 新潮社ヤマトコジフウブツシ カメイ カツイチロウ 発行年月：1953年04月07日 予約締切日：1953年04月06日 ページ数：240p サイズ：文庫 ISBN：9784101013015 亀井勝一郎（カメイカツイチロウ） 1907ー1966。函館生れ。東大美学科在学中「新人会」に加わり大学を中退。1928（昭和3）年、三・一五事件で検挙される。保釈後日本プロレタリア作家同盟に所属するが転向して、’35年同人誌「日本浪曼派」を創刊。’43年『大和古寺風物誌』を刊行。戦後は宗教的立場からの文明批評を試み、’50年『現代人の研究』で読売文学賞受賞。’59年から連載を開始した『日本人の精神史研究』で’65年菊池寛賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 斑鳩宮／法隆寺／中宮寺／法輪寺／薬師寺／唐招提寺／東大寺／新薬師寺 1300年の昔、新しく渡来した信仰をめぐる飛鳥・白鳳の昏迷と苦悩と法悦に満ちた祈りから、やがて天平の光まどかなる開花にいたるまで、三時代にわたる仏教文化の跡をたずねる著者の、大和への旅、斑鳩の里の遍歴の折々に書かれた随想集。傷ついた自我再生の願いをこめた祈りの書として、日本古代の歴史、宗教、美術の道標として、また趣味の旅行記として広く愛読される名著である。 本 小説・エッセイ エッセイ エッセイ 小説・エッセイ ノンフィクション 文庫（ノンフィクション）