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西平 直 未来哲学研究所トウヨウツテツガクジョセツ イヅツトシヒコトニジュウノケン ニシヒラタダシ 発行年月:2021年02月25日 予約締切日:2021年01月28日 ページ数:214p サイズ:単行本 ISBN:9784910154145 西平直(ニシヒラタダシ) 1957年生まれ。専攻、教育人間学、宗教心理学、死生学、哲学、現在、京都大学教育学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 井筒哲学を読む/1 「二重の見」の原風景(「二重の見」とは何かー禅師の三段階モデル/「分節と無分節との同時現成」とは何かー認識、存在、そして、言葉/道元「水、水を見る」ー『正法眼蔵』と「二重の見」/「二重の見」ー東洋哲学の基本構造)/2 深層のコトバー意識構造モデル・意味分節理論・意味論分析(「二重の見」と「構造モデル」ー深層意識におけるイマージュ/コトバの本源的な働きー禅モデルと密教モデル/意味分節理論ー「気づく」ということ/意味論分析ー『意識と本質』に先立つ英文著作の方法) 古今東西の言語と思想に通じた一代の碩学・井筒俊彦。その豊饒な思索の一側面を内側からトレースする。分節と無分節との同時現成。二重の見。事事無礎。そして、禅モデルと密教モデルの問題。意識構造モデルの問題もある。深層意識におけるイマージュ。コトバの本源的なはたらき。あるいは、意味分節理論もある。井筒は思想研究の方法論を強く意識していた。イスラーム思想の意味論分析に遡る仕方で、その強靱な思索の根幹を見定める。『意識と本質』以降の自在な語りを支えていた礎石。対話でもなく、比較でもない、複数の思想を自分の内で溶かしてしまう「インターペネトレーションのところ」。井筒哲学の深淵を静かに拓こうとする。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 東洋思想
3位
著:西平直
出版社:未来哲学研究所
発売日:2021年02月
シリーズ名等:未来哲学双書
キーワード:いずつとしひことにじゆうのけんとうよう イズツトシヒコトニジユウノケントウヨウ にしひら ただし ニシヒラ タダシ

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