鬼の面・肉附き面・酒呑童子西座理恵七月社メントミンカンデンショウニシザリエ発行年月：2022年02月28日予約締切日：2022年02月27日ページ数：384p サイズ：単行本 ISBN：9784909544247 西座理恵（ニシザリエ） 1975年大阪府に生まれる。2002年早稲田大学文学研究科日本文学専攻修士課程修了。2021年國學院大學大学院文学研究科博士後期課程修了、博士（文学）取得（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）「面」とは何かー信仰・芸能・話の世界／1　昔話における「面」（昔話「肉附き面」と蓮如信仰／昔話「肉附き面」の背景ー近世社会における女性と生活　ほか）／2　「肉附き面」モチーフの生成と変容（「肉附き面」モチーフの変容／白馬村の「七道の面」伝説　ほか）／3　「酒呑童子」伝説の変容と「肉附き面」モチーフ（新潟の「酒呑童子」伝説／「酒呑童子」になる者ー顔の変化から「肉附き面」へ　ほか）／4　近代の文芸に取り入れられた「面」（芥川龍之介「ひよつとこ」の「面」の解釈）／「肉附き面」モチーフの周辺伝承は語る。「鬼面」を手にして魔を払う者は富貴となり、顔から離れずに「肉附き」となった者は鬼と化すー。神事や芸能において重要な役割を担う「面」は、昔話や伝説、お伽草子などの物語に取り入れられ、多彩なバリエーションをもって語られている。伝承や信仰との相互関係を見据えながら、「面」のもつ豊かな象徴性を明らかにする。本人文・思想・社会民俗風俗・習慣人文・思想・社会民俗昔話・民話