インダス文明の謎: 古代文明神話を見直す (学術選書)

古代文明神話を見直す 学術選書 長田俊樹 京都大学学術出版会インダス ブンメイ ノ ナゾ オサダ,トシキ 発行年月：2013年10月10日 ページ数：323p サイズ：全集・双書 ISBN：9784876988648 長田俊樹（オサダトシキ） 総合地球環境学研究所名誉教授及び客員教授。神戸市生まれ。北海道大学文学部卒。インド・ラーンチー大学博士課程修了（Ph．D．）。国際日本文化研究センター助手、京都造形芸術大学教授を経て、2003年10月から2012年9月まで総合地球環境学研究所教授。専門は、言語学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　インダス文明とはなにか／第2章　モヘンジョダロ遺跡とハラッパー遺跡ーインダス文明に関する神話／第3章　パキスタンの砂漠地帯に広がるインダス遺跡ー涸れた川とインダス文明／第4章　ガッガル川流域を踏査するーはたしてサラスヴァティー川は大河だったのか／第5章　ドーラーヴィーラー遺跡ー乾燥した「水の要塞都市」／第6章　カッチ県とその周辺の遺跡ー海岸沿いのインダス文明遺跡と流通／第7章　新しいインダス文明像を求めて アーリヤ人侵入説、大河文明説、二大首都説…インダス文明はこれまで誤った「神話」に彩られてきた。最大の理由は、遺跡の発掘が難しく、モヘンジョダロとハラッパーの二つに依拠した解釈が横行してきたからだ。近年、新たな遺跡の発掘により従来の知見が続々と覆されている。多様な遺跡の実態を紹介しながら、最新のインダス文明像を描き出す。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史

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アーリヤ人侵入説、大河文明説、二大首都説...インダス文明はこれまで誤った「神話」に彩られてきた。最大の理由は、遺跡の発掘が難しく、モヘンジョダロとハラッパーの二つに依拠した解釈が横行してきたからだ。近年、新たな遺跡の発掘により従来の知見が続々と覆されている。多様な遺跡の実態を紹介しながら、最新のインダス文明像を描き出す。